ホンビノスガイの焼きもの

“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!

今日の食材は「ホンビノスガイ」です。
ホンビノスガイはマルスダレガイ目マルスダレガイ科メルケナリア属の2枚貝。

なんじゃ?そりゃ?
なんでも、カナダとかアメリカなどに広く分布するそうな。

しかし、表示には「千葉県産」とある。
タンカーなどのバラスト水によって運ばれてきて、東京湾で定着してしまったようです。

バラスト水とは船の浮力調整で船内に取り込む水のこと。
不要になれば、放出されます。

だから、海外で取り込まれたバラスト水を日本で放水・・・
もしくは、船内に残っていたバラスト水が出入り・・・

その中にその幼生などが混ざっていた場合、かつ生息環境がマッチした場合成長し、その個体数が繁殖可能な状態にまでなれば定着していく。

ほかに有名なのは、ムラサキイガイ。
今や全国の海岸線に当たり前のように分布していますが、昔は日本にいなかった貝。

問題として浮上するかどうかは、人間に対し被害が出るかどうか?
人間様に被害が無ければ騒がないんですな。

不思議なもんで。
漁業資源として価格が付けば問題ないのかな?

「問題になっている」の記述は時折みるが、「具体的な被害」はあまり目にしない。
どうも商品価値はあるようで、スーパーなどでも販売されている。

商品名もそのまんま「ホンビノスガイ」。
さて、そんなホンビノスガイ。

購入してみた。
3個で207円。

の半額で103円なり。

1個30円程度。
そのままの値段なら1個60円程度か。

大きさにもよるのでしょうが、ウチムラサキより安い。
その漁獲量を把握していませんので、その価格が高いのか安いのか?

よくわかりません。
さて、どうやって喰う?

シンプルに焼くだ。
オーブントースターで貝が開くくらいまで焼く。

出来たっ!
んごっ!

では、早速・・・・・・

いっただっきもぁ~す!
もんぐもんぐ・・・・わずかに汚染水の香り。

生息環境の問題か?
東京湾奥とかの獲物なのか?

しかし、根本的なお味は・・悪くないね。

貝の味って表現しづらいな。
ま、濃厚なお味ではありませぬ。

しかし、何か販売用の名前を考えたらいいのにのお。
「ホンビノスガイ」って怪し過ぎて買わないわな。

もしくは、販促に力入れるかだね。

ウキッ!

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