クロダイの湯霜造り

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喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「クロダイ」です。
クロダイはスズキ目タイ科クロダイ属の魚。
関西ではチヌと呼ばれる。
いや西日本も・・いや九州も・・・・
釣り人にとってはあこがれ?の魚。
ガキの頃は大きなチヌを釣ってみたいと思ってましたね。
しかし、まあ・・
こんなメジャーな魚が初登場とは・・・
入手の機会が少ないんですな。
売っているものも微妙に高かったりする。
今回は?も?頂き物です。
季節は冬。
1月のお話。
一度冬場のクロダイを喰ってみたかったのだが・・・
やっと手に入れました。
さて、冬場のクロダイは旨いのでしょうか?
どんな特徴があるのでしょうか?
今回の獲物のサイズは、35cm以上40cm未満ってところ。
さあ、まずはウロコを落とします。
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そして、頭を落とします。
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胃の中には・・・オキアミのボイルが・・・・
釣り人のマキエですな。
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内蔵の奥には小さな卵巣があります。
これも取り去り、キレイに洗います。
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その後、3枚におろし腹骨をすき取ります。
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その後、沸騰したお湯の中へドボンっ!
10~20秒で取り出し、冷水へ。
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水分は良くふき取りましょう!
今回は体側の骨は骨抜きで抜いてみました。
いつもより喰う所が少し多くなるじょ。
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で、切りつけて皿に盛って完成。
さて、頂きましょうかね。
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もんぐもんぐ・・・んまいね。
でも、冬場だからって特別感はありませぬ。
クロダイは身がへたるのが早いイメージがあります。
鮮度がよほど良好なものでないとプリプリの刺身は喰えまへん。
そんな時は、今回のように皮目を残した造りにすると、それが食感をフォローし美味しく頂けますよ。
お試しあれ。
しかしまあ、クロダイの旬っていつなんでしょうねぇ。

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