喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「キチヌ」です。
キチヌはスズキ目タイ科クロダイ属の魚。
一般的にはキビレと呼ばれる事が多い。
やや南方系の魚のようで、関東より北にはいないらしい。
ホントか?
さて、今回のキチヌは昨年の晩秋に四万十川で釣獲したものです。
当日の四万十川は降雨に伴い増水していた。
本当はスズキ狙いだったのだが、増水がキツ過ぎなのよね。
場所は通称赤鉄橋と呼ばれる橋の下付近だ。
この赤鉄橋の下は、橋げたの影響で流れを遮り、反転流が起きている。
何とかルアーを投入できそうだ。
水深はややあるね。
イメージ5~7mくらいか?
表層を探るも反応が無いので、350円で買ったバイブレーションを投入!
底まで落として、しゃくってスローにフォールしながら流れに任せ探っていく。
ゴンっ!
おっと、何か来た!
で、上げてみると今回のキチヌだった。
その後、4枚を追加し計5枚を調達。
何度もバラしたので、相当な数がいたのだろう。
さあ、おうちに帰ろう。
で、AM1:00ごろに自宅へ到着。
ううぅ~いかん、眠いぞ。
しかし、刺身を喰わねばなるまい。
釣った、直後を味わえるのは今だけ・・・・
これはもう、本能。
さあ、早速・・・キチヌを観察していきましょうかね?
何?要らない?
ウソおしゃい♡
見たいんでしょう?
もう、えっちねぇ~
仕方ないわねぇ~ちょっとだけよぉ♡
あへっ。
はい、全体。
はい、顔。
わんぱくな感じの表情ですな。
はい、背鰭・・・棘条部分。
はい、背鰭・・・軟条部分。
はい、尾鰭。
はい、尻鰭。
はい、腹鰭。
はい、胸鰭。
楽しかった?
そう、良かったわね♡
んごっ!
さあ、ウロコを取ったら、頭を落とします。
おう、お腹に何か入っている。
取り出してみた。
恐らくアユだね。
落ちアユのシーズンなもんで、流れてくる弱った落ちアユを捕食する訳さ。
しかし、犬歯に臼歯を持つキチヌの腹の中から原型に使い魚が出るとは。
ついばむのではなく、飲み込むのだろうね。
ルアーに喰ってくる訳だわ。
で、いつものようにお腹の中をよく洗います。
私キレイ?
おう、全般にサッパリしました。
一般人はここまでした魚でもめんどくさいそうな。
さあ、先へ進もう。
3枚におろします。
なんか白っぽいね。
そして、腹骨をすき取る。
で、皮を引く。
んん~やはり白っぽい。
体側の骨を切り取る。
そして、切りつけて完成。
何かぷりぷり感が無いような?
さて、早速いただきましょう!
もんぐもんぐ・・・・もんぐ・・・
水っぽいな。
何か水っぽいのら。
鮮度はバツグンのハズなのに、ぷりぷり感も無く。
味わいもイマイチ。
これはどういう事か?
今回は痩せた個体でも無かったのだが。
ほぼ淡水域へ侵入した個体だからか?
そう言えば、昔、和歌山県の日高川で釣ったクロダイもそんな感じだったな。
浸透圧調整の問題なのだろうか?
個体差か?
調査が必要だね。
しかし残念。
残りは加熱調理にしよう。
ウキッ!
9月中旬の下ノ加江川産クロダイの刺身
喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「クロダイ」です。
クロダイはスズキ目タイ科クロダイ属の魚。
9月中旬、おいらはアカメにふられて精根尽き果てていた。
しかし、何か釣りたいっ!
と、いう事で帰り際に早朝の下ノ加江川に立ち寄った。
ここは肥溜めエリアとは違う美しき流れ。
潮位が高めだからセイゴちゃんでも釣れないか?
と、思いルアーをキャスト。
水の落ち込み部分で何やらHIT。
やったぁ~
ゴンゴンと力強い引き。
ん?大きい?
しかし、スズキでは無さそう。
タモに入った魚は・・・・クロダイでした。
なかなか良い型ではないか?
45cmくらいかな?
さすがぼくちん。
何?小さいじゃと?
おいらにとっては大きいのっ!!
さあ、今夜の刺身材料も確保したことだし帰るかな。
そして、夕刻・・・
まな板の上のクロダイ。
やはり、生きていた時の美しさはありませぬ。
さあ、早速捌いていきましょう!
まずはウロコを取り除きます。
ほっぺたの部分は包丁でそぎ落としました。
ウロコが残りにくいです。
アラを煮物にしたときなど、効果を発揮しますです。
そして、頭を落とし・・・・
内臓を抜き・・・・
良く洗います。
3枚におろし・・・・
腹骨をすき取ります。
体側の骨は今回は骨抜きで抜きました。
皮を引いてサク取り完了。
適当に切り付けて完成です。
今回は少し薄目に切りつけ。
体側の骨を抜いた為、大き目に切りつけできました。
クロダイは身のヘタリが早いので、その時の状態によって対応しよう。
なんか血合いの部分がキレイですな。
アカメの刺身を思い出します。
さあ、それでは早速・・・・
いっただっきもぁ~す!
もんぐもんぐ・・・・・もんぐ・・・・
ふん、んまいね。
思ったほどヘニョヘニョではありません。
脂っ気はありませんが、今回はアタリだね。
なかなかおいちい。
食感を損ねない範囲で薄目に切り付けると、その風味を感じやすく思うのはおいらだけだろうか?
ウキッ!
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