“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!
今日の食材は 「サバのへしこ」です。
食べ物には、その食材の産地と加工地が異なる場合がある。
からし明太子なんかはいい例ですね。
タラコっていったら北方系ですよね?
でも加工地として名高いのは福岡県は博多。
牛タンも有名なのは仙台ですが、使用している牛タン自体は以前はアメリカ産、最近では恐らくオーストラリア産。
加工技術や文化はあっても材料は他から調達。
そんなんもアリです。
”へしこ”は若狭地方の伝統料理です。
見た感じ、喰った感じ保存食ですな。
今回はサバのへしこですが、使用サバはノルウェー産です。
国産のマサバやゴマサバではなく、タイセイヨウサバ。
脂が乗っていて旨いんです。
ヘタな国産のサバなんぞより脂が乗っています。
塩サバなんかも同様ですね。
おおよそ鮮度を求めない加工品の場合、”タイセイヨウサバ”の方が旨かったりする。
さて、このへしこという食品。
簡単に言うと、魚の糠漬けです。
材料を見ると、鯖(ノルウェー産) 食塩 米糠 唐辛子 以上。
なんとシンプルな。
ものによっては、”アミノ酸等”の表示にて化学調味料を使用しています。
しかし、保存料など入っておりませぬ。
優秀ですな。
まあ、いってもその分塩辛いっす。
食べ方は、洗ってそのままスライスして喰うも良し。
あぶって喰うも良しです。
ちなみに、骨は硬いまんまです。
フナ寿司のように柔らかくなる訳ではありません。
そ、それでは早速・・・・
いっただっきもぁ~す!
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・
おいちい。
何と言おうか、ごはんのおかずに合うと言おうか?
干物的なようで、干物なく・・・
独特と言えば独特な風味だが・・・
どこかで喰った事のある味。
だが、それが何だか思い出せない。
何だったかなぁ~?
誰か知ってるかい?
んごっ!
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