“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!
今日の食材は 「チャイロマルハタ」です。
チャイロマルハタはスズキ目ハタ科アカハタ属のお魚。
さて、今回の食材はチャイロマルハタ。
と、カサゴでございます。
ここでは便宜上チャイロマルハタとするっ!
ふんっ!
チャイロマルハタ。
個人的に、高知に来るまでは無縁だったハタ。
いや、基本的にハタ類とは無縁だったな。
あ、キジハタは下関でも釣れた事あるな。
でも、それだけ。
やはり、やや南方の方が生息しやすいのだろう。
しかし、断崖絶壁降りたり、渡船で磯に渡ったり、船からの釣り以外ではあまり大型は釣れない。
逆に、ここ高知県西部では比較的お気楽な場所で小型なら釣れるのである。
今回のチャイロマルハタは福良川の河口域の左岸。

メタルジグで釣れました。

岸から釣れるサイズとしては大きい方である。
ハタ類は当たり前だが、カサゴより遊泳力があるようで、ルアーで釣るにしてもスイミングさせても喰ってくる。
チャイロマルハタの見た目の特徴は、朱色の斑点がある事だろう。
英名では”Orange-spotted grouper”である。
オレンジの斑点のあるハタって所だろうか?
まさに、名は体を表すですな。
やあ、釣れて良かったなん♪
でも1匹では何となく満足できない。
そう、私こんなんじゃ満足できないの♡
近所でカサゴでも釣るか?
って事で、近所の岸辺にてカサゴを探す。

ワームで狙おう。
とりあえず、石垣的なものがあれば片っ端からワームを投入。
ほれ、居た。

はれ、釣れた。

でもね、爆釣って訳にはいかない。
そんなに甘くはないよね?
最後に、もう1か所探る。
少し水深があり、穴に入れるのが少し難しい。

こっ、この辺かな・・・・・
んもうっ!へんなとこ入れないでよねっ!!
ほどなく、それっぽい穴に入った。
いやんっ♡
おっ?何か掛かった!
でも、穴から出てこない。
でも、竿先はぐんぐんと動いている。
が、押しても引いてもその位置から動かない・・・
いや、押せはしないな。
コレ、誰か突っ込まないと!
何じゃ?コイツ、おいらを誰だと思ってるんだ?
おいらはしつこいんだ。
おらおらぁ~ 出てこいやっ!!
やがて、ヤツは出てきた。

やはりカサゴだ。
手こずらせやがって!
喰っちまうぞ!
なんだか目が白濁している。
踏ん張った時にこすったか?
と、言う事で今回の釣果はこちらでございます。

さあ、帰って調理だ。
シンクに転がる獲物たち。

大阪の小売で買ったら・・・・
なぁ~んて下らない事は言いませぬぞ。
おや?
チャイロマルハタの体側にキズがあります。

おいらがつけたんじゃないよ。
鳥にでも攻撃されたのだろうか?
まずはウロコを落とします。
金タワシを使うとキレイに取り除けます。

無論、おまいが頑張ればの話だ。
頑張るのだ!
その後、内臓を抜きます。
おいらは、カサゴはいつもツボ抜き。

ラジペン使ってグリグリ回すと抜ける。
最後は肛門を拡張してだな・・・・
いやん♪
いや、包丁で少し穴を広げて口から歯ブラシを突っ込んでガシガシとお掃除。
内臓もほぼ残らす、お腹の中の血っ気もキレイになる。
基本的にお腹を開かないので、調理時に型崩れしにくい。
てか、楽ちんなのだ。
ホントだぞうぅ~
取り出したカサゴの内臓には脂肪が多めだった。
コイツも利用するとしよう。

ちなみに、カサゴはザラザラした歯なので危なくないのだが・・・・
ハタ類は別だ。
ヤツらの歯はとんがっている。
危険が危ない・・・・
注意しながらグリグリしよう。
ん?何を作ろうとしてるのかって?
塩煮だ。
そう、あの塩水で煮るだけのヤツ。
簡単でいいじゃん?
でもね、今回はちょっと中華風?にしてみよう。
軽く香りを付加するだけだけどね。
鍋に水をはり、加熱。
ココに少しニンニクとショウガを投入。

塩分は適当である。
塩から過ぎず、淡すぎず。
味見をしながら加減。
その後、カサゴとチャイロマルハタを投入。
チャイロマルハタは、大き目だったので半分にカット。

何とか鍋の中に納まった。
やったぞなもし。

ほんの少しごま油を加え、煮る。
内臓脂肪も加えよう。

火が通った所で引き上げ。
はい、カサゴ。

はい、チャイロマルハタ。

魚の身肉に調味料を浸透させる必要はありませぬ。
そのダシが出た煮汁につけながら食べるからね。
でだ、たまには野菜も喰わねばなるまい?
雑食性な人間の悲しい所だ。
偏った食事は病気の元だかんね。
せっかく煮汁があるから、これにキャベツを入れよう!

キャベツを軽く洗い・・・・・

鍋に投入!

キャベツがしなったら、引き上げ。
だたこれだけ。

では、さっそく頂きましょう!
ではカサゴから・・・・・

もんぐもんぐ・・・・もんぐ・・・
おいちい♪
早めに引き上げた事で、プリっとした食感だ。
これと煮汁との相性もよく、はしが進む。
んまいぜ。
で、ではチャイロマルハタをば。

もんぐもんぐ・・・・もんぐ・・・
んまいっ!
でもね、カサゴよりんまいかと言うと、そんな事は無い。
んまいんだけど、ハタ類だから特別って事は無い。
クエやキジハタ、スジアラとかなら特別かもね。
ちなみに、おいらはスジアラは喰った事が無い。
だって、釣れないんだもん。
正確には、12~13cmくらいのは釣った事がある。
いくら高知県西部でも、お気楽な場所では限界がるのだ。
さあ、お野菜も頂きましょう!

もんぐもんぐ・・・・もんぐ・・・
おいちい♪
キャベツの煮物っていうか、鍋で喰う時とか脂との相性が良いのだ。
豚バラの脂とか、鍋でまとって食べると絶品なの。
これは魚の脂でも同じ感じ。
無論、鮮度が下がって内臓のニオイが移った脂だとダメだろう。
料理名はどうする?
キャベツのカサゴとチャイロマルハタの中華風塩煮の煮汁煮。
これしかあるまい?
何?長いだ?
じゃーどーすんだー いってみろー
どーしたー いってみろー
文句言うだけなら、幼児にでも出来るんだぞ?
知ってるか?
ウキッ!
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