夏場のイラの刺身

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喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「イラ」です。
イラはスズキ目ベラ科イラ属の魚。
いやあ、このブログの中ではやっとお盆が過ぎた頃さ。
無論、2013年のお話。
今回のイラはもらい物。
パートⅡのタカノハダイ同様、職場の同僚からの贈り物だ。
「この魚、くっちくれろ・・・・」
「ええのんか?こげな魚もろうちも?」
「はやぁ~あんりがたいのぉ。」
と、言う事で遠慮なくいただく。
このイラは職場付近の海に潜って突いたのだとか。
よく見ると、ほおの辺りに刺し傷がある。
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この、イラという魚、あまり珍重されない。
まあ、概ねベラの仲間はそんな扱いが多い。
このイラもベラの仲間なのだ。
しかし、なかなか大きい。
1kgは十分にあるね。
さあ、早速観察しましょうかね?
何?いらない?
なんじゃと!?
観察しないなら、ここから先は読んではいかんっ!!
何?じゃあ読まない?
そ、そ、そんなぁ・・・・んごっ!
いいんだ、いいんだ、さいおなら。
ウキッ!
何?いいから、先に進め?
うむ、そうしよう。
はい、背鰭。
カラフルだねぇ。
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はい尾鰭。
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はい、尻鰭。
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はい、腹鰭。
鮮やかな黄色だ。
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はい、胸鰭。
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はい、おでこ。
ふよぷよです。
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はい、口元。
ちょっと幼い中学生の女の子の頬みたい。
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そして、口。
尖った歯が飛び出します。
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歯の様子。
なんか、かなり本数少ない。
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さて、お楽しみ頂きましたか?
ん?なになに?ふんふん・・・
へぇ~、そうなの?
まさかねぇ、そうかぁ。
まあ、そんな事もあるわなぁ。
うんうん。
で、ウロコを落とします。
大き目なウロコだが、別にはがしにくくは無い。
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頭を落とし、内臓を抜き、キレイに洗う。
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3枚におろす。
身はキレイな白身ですね。
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腹骨をすき、皮を引きます。
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体側の骨を切り出し、切りつければ完成。
いやあ、出来ました。
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どんなお味なのでしょう?
さっそくいただくのら。
いっただっきもあ~すぅ!!
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・
あまり味わいを感じない。
年のせいだろうか?
いや、亜鉛不足か?
そんなこたぁ無いな。
なんか、プレーンな感じ。
無垢な素材的な味わい。
変にクセがある訳でも何でもない。
こりゃあ、シンプルな刺身より、何か手を加える必要があるね。
飲食店でそのまま出されたら、きっと”イラッ”っとしますよ。
”イラッ”っと・・・・・
おいっ、こらっ、笑え・・・・
ウキッ!!

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