なまずの天丼

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喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「ナマズ」です。
久しぶりにナマズが釣れた。
さあ、今回は8月のお話だ。
珍しく最近の話でしょ?
それはね・・・・・・
おいらの外付けハードディスクが壊れたから。
うっ・・うっ・・くっ・・・
あうあう~~~・・んごっ!
許せんっ!
おいらのネタを返せぃっ!!
と、言うことでナマズです。
下の加江川産なり。
ドロ臭さの恐怖とは無縁。
美しき清流で釣獲。
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ルアーで釣れましたよ。
ナマズはマイナーな食材ではあるが、結構旨いのだ。
一般的には入手が困難なのと、たとえ近所で釣獲できてもドロ臭い場合が多い。
釣獲して、すぐにドロ臭くないナマズを喰える環境はななかな無いぞ。
もし、キレイな河川があってナマズが釣れるなら、一度喰ってみし。
以外とんまいぞ。
ま、涙がちょちょ切れるほどではアリマセンが・・・・
だがしかし、比較的おいしい。
ほれほれ・・・ナマズじゃ。
近所のスーパーでは買えまい。
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まずはおとなしくさせよう・・・・
ハンマーでどつく等の方法もあろうが・・・・・
そんなもん、包丁で脳天突き刺したらいいのだ。
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そしてヌメリを取る為、熱湯にくぐらせます。
ホレ、ヌメリが浮いてきた。
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あとはタワシ等でこすれば簡単にヌメリは取れます。
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さあ、頭を落とそう。
おっと、緑色の卵巣が・・・・
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内蔵を取り出し、キレイに洗う。
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そして、3枚におろします。
普通の魚となんら変わらんぞなもし。
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縁取るようにある黄色っぽい部分は脂肪です。
その後、腹骨をそぎます。
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生息環境中のある要因による着臭は皮部>皮下脂肪>肝臓>筋肉の順で着臭するのだとか。
また、一般的な淡水魚の着臭(ここで言う所のドロ臭さ)は各種藍藻類や放線菌の代謝物である「geosmin(ジオスミン)」が原因の一つと言われる。
着臭した魚を着臭要因の無い水に移すと、この着臭は消失するという。
無論、水温や飼育期間による。
キレイな水に放して泥抜きするってのは、この事を言っているのだ。
決して、喰った泥を吐かせるのが目的では無いのだ。
以前、8~11日間泥抜きしたナマズを調理した際、まだドロ臭かった・・・・
ちっと脂の乗りが良かったから、着臭物質が皮や脂肪に多く溜まって抜け切れなかったからかも知れない。
また、「皮にクセがある」なども淡水魚ではよく目にする表現だがコレについても、”皮に着臭しやすい”事からすると納得がいく?
なにが「クセがある」だっつーの。
ストレートに「ドロ臭い」って言やあいいのに。
おっと、話がなんだか横道にそれましたな。
要するに、美しき流れの中で調達したナマズは着臭なんて関係無いってこった。
さあ、先へ進もう。
3枚におろしたナマズの皮を引きます。
おっと、皮がプチプチ切れるではないか・・・・
そう、熱湯にくぐらせる時間がちっと長かったようだ。
タンパク質が変性起こしとるワイ。
しまったちゃんだぜ。
しかし、泣き言を言っても始まらないので、必死にこそぎ取ります。
何とか皮剥ぎ完了。
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おいら頑張った。
誰かほめちくれ。
で、適当に切り身にし、天ぷらにします。
ちなみに、ナマズは体側の骨は感じないですな。
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アラはタレを作るのに使用しますよ。
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まず、焼く。
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醤油、砂糖、みりん、酒で若干とろみが付くまで煮込む。
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無論、煮込んだアラも煮物として頂く。
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どんぶりにご飯を乗せ、ナマズの天ぷらを乗せ、タレをかけて完成。
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ああああ・・・中華風どんぶりしか無かった。
いつものように色気が無い上に・・・雰囲気すら味わえない。
えっく、えっく・・・勘弁してほしいでち。
ええい!喰ってしまえっ!
もんぐもんぐ・・・・んまいっ!
んまいぞなもし。
みんなも喰え。
もし、どーしても魚の着臭について勉強したい方は下記参照ください。
物質名が英語?表記だったりする部分も多く読みにくいヨ。
値段も高いし、フツーの人はやめときなちゃい。
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