ナマズの蒲焼丼

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喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「ナマズ」です。
ナマズはナマズ目ナマズ科ナマズ属の魚。
ナマズはここでは何度も登場している。
ガキの頃から良く喰っていた。
しかし、世間一般に食用魚と言う認識が無い?為か、変人呼ばわりされる事が多かったな。
最も、現在もなぜか?変人呼ばわりされる。
なぜだろう?
おいらはナマズを喰う為にナマズ釣りに行く。
だから、出来るだけキレイな河川で釣獲得したいのだ。
千葉にいた時なんて、平野部にそんな河川は1本も無かった。
そのまま喰えば、偶然を除き確実にドロ臭い。
まあしかし、ドロ臭く無いナマズが生息する河川を探す方が難しいのかもしんない。
だが、現在の棲み家である高知にはそんな場所が複数ある。
関東風に言えば、貧栄養河川?
貧栄養河川といっても、多くの淡水魚が生息する。
それは、関東風に言う所の栄養豊富な河川を上回る。
外来魚は知らんよ。
今回のナマズは土佐清水市に流れる河川で釣獲したもの。
季節は2013年の秋。
無論、ドロ抜きなんて不要。
ナマズ本来の味わいを楽しめるのだ。
4本のナマズをGET。
いやあ、久しぶりのナマズだ。
うれぴい♡
ちょっと前まで、ナマズ釣りすら叶わぬ労働環境だった。
田舎へ移住希望する人は色々調べてからにされたし。
さて、このナマズちゃん。
水から引き揚げて、保冷状態で1時間半程度経つが、また生きている。
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ふむふむ、なかなかの生命力。
衣装ケースなんかで飼うと酸欠にモロ弱いクセに。
さあ、捌いていきましょう。
小さいヤツは開きにします。
今回はヌメリを取らずに挑戦。
なんつーか、めんどくさいのよ。
加熱調理だから問題なかろう?
脳天を割り、背開き!
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背骨を取り除きます。
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で、内臓を除去。
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完成~
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あら?切れてる。
気にしない。
他は太く、捌きにくいので釘で頭側を固定。
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ヌメリとって無いもんでね。
で、3枚に下ろす。
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捌いたナマズはひとまず白焼きの状態に焼く。
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ナマズのアラを香ばしく焼き、その後に煮込んでタレを作ります。
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若干、とろみがつくまで煮込む。
無論、煮込んだアラも頂く。
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このタレをつけながら焼いていきます。
丼にご飯をよそい、ナマズの蒲焼を乗せ、刻み海苔を散らし、タレをかけて完成。
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いやあ、結構な手間だ。
しかし、美しき清流で釣獲したナマズだ。
よほど変な事をしない限り、んまいのだ。
さあ、早速頂こう!
もんぐもんぐ・・・・んまいねぇ。
喰った事も無いヤツが臭いのマズイの言ってんじゃあないっ!
そして、喰ってマズイと思うのは、調達から調理完了までのどこかに落ち度があるからさ。
ナマズ食歴約30年のおいらが言うんだ。
間違いないっ!
何?おいらの年齢?
永遠の28歳でちぃ~~~~
ウキッ!

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10月後半のナマズの天丼

10月後半のナマズの天丼 (12).jpg 10月後半のナマズの天丼 (3).jpg
喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「ナマズ」です。
ナマズはナマズ目ナマズ科ナマズ属のお魚。
いったい年間何匹のナマズを喰っているのだろう?
ナマズを喰う為に釣獲に行くのはおいらくらいか?
そんな事無いだろう。
ナマズは非常にんまい魚だ。
加熱調理なら、天ぷらが最上・・・と思う。
寄生虫感染に臆する事無く生食するなら、秋の落ちアユをたらふく喰って太ったヤツの刺身だろう。
無論、活けでなければならない。
驚くほどんまい。
ちなみに、最初から泥臭くない個体のお話。
汚濁河川で釣って、泥抜きしてもいいかもしれないが・・・・
1週間でも着臭が抜けない個体も多い。
そして、飼育中は基本的に絶食状態なので体内のカロリーを消費していく。
痩せていくんですな。
最上を求めるなら、泥抜き不要の環境が必須。
単なる貧栄養河川では無く、エサが豊富な環境も必須。
キレイな河川で落ちアユをたらふく食えるような状況が望ましいだろう。
ま、別に落ちアユでなくともエサが豊富であればOK。
釣ったナマズの大きさや体格で判断出来よう。
大きく、かつ太った体をを維持するにはエサが豊富でなければならない。
貧栄誉河川に思えても、釣れたナマズが太ければエサは豊富。
一番高いハードルは、やはり泥抜き不要な環境を探す事だろう。
難しいぞ。
季節は10月後半。
さあ、今回もいつもの河川でナマズをGETするのだぁ~!
幸いな事に高知県西部でナマズを専門で狙うヤツなんて居ない・・・
と、思い込んでる。
だって、同類にあった事無いもん。
地元の人間と話をすると・・・
”海に行けば旨い魚がいくらでもいるのにわざわざ淡水魚なんか釣らん”
と、いう回答が多いですな。
ナマズはんまいのにねぇ。
折角泥抜き不要の河川が目の前にあるのに。
ああ、勿体ない。
おいらが全部いただくぞっと。
そして、おいらは流れの中にルアーを投じる。
ほい、来た!
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あら、釣れた!
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と、いうことで2匹GETしたのら。
自宅に持ち帰り、ひとまず活かしとく。
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今回は天丼にしよう。
ちなみに、冷却状態なら1時間くらい水から上げてても生きてますね。
ブクブクしながら持ち帰る必要はありません。
しばらくして・・・・・
おや?1匹弱ってきてるね。
とっとと捌くだよ。
ヌメリを取ってから捌くなら目打ちは不要ですが、そのまま捌くならやはり目打ちした方がやりやすい。
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と、いう事で、釘で頭を固定し捌いていきます。
それそれ。
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はれはれ。
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血まみれの惨劇状態。
その後、腹骨をすき取り皮を引きます。
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はい、サク取り?完了。
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アラはタレ作りに必要です。
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身肉は天ぷら用に切りつけ。
なかなかのボリューム♪
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ちなみに、タレはアラを素焼きし、醤油、みりん、砂糖、水もしくは酒で煮詰めます。
こんな感じです。
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これは過去の画像。
だって、画像無いもん。
カツオだしとか使ったらつまらんっ!
コクも出ないし、ナマズの味わいで無くなる。
てんぷらを揚げ、刻み海苔と共にごはんの上に盛り付け。
そして、作ったタレをかけまわす。
さあ、ナマズの天丼が完成しました!
手間ひまかかった逸品でございます。
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それでは早速・・・・
いっただっきもぁ~す!
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・
んまいっ!
文句なし。
ふわふわしたナマズの天ぷらにコクのあるタレ。
そして、このタレと海苔の風味がよく合う。
タレは少し粘りが出るまで煮詰めてあるから、ごはんがタレでべしゃべしゃになる事も無い。
いやぁ~・・・ナマズっておいちい。
問題は入手と手間だね。
ウキッ!

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