晩秋のナマズのフライ

喰っちゃあいかんのか？へようこそ！
今日の食材は「ナマズ」です。
ナマズはナマズ目ナマズ科のお魚。
季節は晩秋。
11月初旬のお話。
11月になっても、まだまだ魚達は元気だ。
いや、最盛期と言っても過言ではない。
その頃、おいらはナマズを求めて釣りをしていた。
ううぅ～ナマズ喰いたい・・・
凄腕釣り師のおいらは見事にナマズをＧＥＴさ。
4匹も釣ったんだよ。

ふんっ！
逃がしてもらえると思ったら、大きな大間違いだ。
諦めるがいい～～～
うぃ～～ひっひぃ～～～
あへっ♪
黒光りするナマズ達。
やや小型ながらも、気のせいか太っている。
さ、さっそく捌いていきましょう。
ヌメリ落とすのめんどいから、そのままいくだ。
まずは、目打ち。
まな板自身が動かぬように工夫しよう。

うまくやらないと、捌いてる時まな板ごと動いちゃうんだな。
そして、魚が暴れる時は脳天をどつこう。
おいらはカナヅチでどつきます。
容赦してはイケナイ。
明確な殺意をもって・・・・・
「殺意はあったんだな？」
「はい、ありました・・・・」
「殺してやりたいほど憎んでいたのか？」
「い、いえ、決してそんな事はありません」
「じゃあどうして殺意をいだいたんだ！」
「それは・・・」
「それは何だ！！」
「その後に喰っちまうからさぁ～～～おまいも喰ってやろうかぁ～？いぃ～～ひっひぃ～」
「ひぃ～～～～～～～～～～～～～」
で、開いていきます。

つなぎ目を切断し、腹骨をすきます。

で、皮を引きます。

流水でヌメリを除去し、余分な水っ気を除きます。
ほら、ピカピカですぞ。

照り映えるナマズの肉片達。
素晴らしい。
今回はこれをフライにしました。
普通にフライです。
さあ、完成ちまちた。
さっそく頂きましょう。

もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・
ふむ、んまいね。
普通にんまいね。
でも、何かあれだね。
フライにすると繊細さが無くなるね。
ナマズ感が無いとでも言おうか？
別にナマズでなくてもいいじゃん的な。
やはり折角ナマズを調達したなら天ぷらにすべきだね。
んごっ！