晩秋の高鮮度なワニエソの刺身

晩秋の高鮮度なワニエソの刺身 (8).jpg 晩秋の高鮮度なワニエソの刺身 (1).jpg
喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「ワニエソ」です。
ワニエソはヒメ目エソ科のお魚。
さあ、今回はワニエソのお話。
マエソ系のエソは見分けが付かない。
釣っても、これはマエソか?ワニエソか?トカゲエソか?
わからん。
で、某サイトを覗いてたら・・・
マエソと比較した場合、尾鰭の下の縁が黒いのがワニエソなんだとか?
おいらが釣獲したエソを見ると・・・
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おお?黒っぽい?
と、いう事でワニエソとする。
トカゲエソとの比較は・・・・
わかんないでち。
今回のワニエソは浅い砂地の広がる河口域で釣りました。
水面まで追いかけてきて、ルアーをがっぽし。
おおぉ、なかなか感動的なHITだった。
晩秋の高鮮度なワニエソの刺身 (1).jpg
季節は晩秋、11月初旬の事。
釣り人はあまりエソを好まない。
旨い魚と言うより、不味い魚の認識だからか?
この時のワニエソはツラがふてぶてしかった。
”どうせ逃がすんだろ?”
そう言っているかのよう。
ああ?逃がしてもらえると思ったら、大きな大間違いだっ!
と、いう事でキープ。
釣り人は自分が持ち帰らない魚を持ち帰る人を馬鹿にする傾向がある。
意外と性格が悪いのだよ。
その点はおいらも同じだが・・・・
なんじゃと?
そんな魚持って帰ってどうするんだ?
良く聞くセリフさ。
ボラとかエイとかベラとかコイとかナマズとか、今回のエソもそう。
好んで食べる地域があったり、その魚の食文化が発達した地域があったりするのだが、それを完全否定しているようにしか聞こえない。
しかも喰った事あるのか?と聞けば、
”そんなモン喰わん”
と、のたまう。
要するに、喰いもぜずにその食習慣のある地域の人々をバカにしてるんだよ。
相当にえげつない。
しかも、無意識なんだな。
体に染みついているんだ、根拠のない主張をする事が。
鮮度維持やら調理技術の問題もあるかもしれない。
いや、たいして難しい事を言っている訳ではありませぬ。
魚種によるその特性を理解できているかどうか。
超高鮮度なモノが旨い魚、基本活けの淡水魚、調達エリアを選ぶボラ。
そして、寄生虫のリスクなど。
”そんなモン喰わん”とのたまう人達に知性を感じた事はありませぬ。
もっと過激な表現も出来るのでちが・・・
あまりヤルと暗殺されそうなのでやめておきませう。
人間ホントの事を言われると怒るって言いますものね。
んっほっほ。
で、片手間な釣りだったんで、速攻で撤収。
お昼前だったんで、昼ごはんに刺身にしよう!
まずはウロコを落とします。
アカエソと異なり、簡単に剥げ落ちます。
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3枚におろし・・・・
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腹骨をすき・・・・
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皮を引いて、身肉中に埋もれる骨を骨抜きで抜きます。
指先で骨を探して、抜いていきます。
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案外簡単に除去できます。
無論、鮮度が高いモノね。
身がグズグズにならない程度の鮮度は必要でしょう。
そして、切りつけ。
薄からず、厚からず・・・・
さあ、完成です!
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それでは早速・・・・・・
いっただっきもぁ~す!
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・
んむ、んまいね。
絶品とは申しません。
が、なかなかおいちい♪
ぷにぷにとした食感に淡く香る風味。
骨も100%除去したから気にする必要なし。
みんなが思っている以上にんまいぞ。
でも、この鮮度が必須だね。
朝釣って、クーラーBOXに入れて、夕方に刺身で・・・・
つーのはダメだね。
それ喰ってエソは不味いとか言っちゃダメだよ。
んごっ!

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