喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「ワニエソ」です。
ワニエソはヒメ目エソ科マエソ属のお魚。
おいらは年末、釣りに行っていた。
何?釣りしかやること無いのかじゃと?
何を言っておる。
釣りをするために必死に時間を確保してるんじゃないか。
ちょっと時間が出来たら釣りに行くんじゃ。
短時間でも魚は釣れる・・・・事もある。
が、すぐ近くに環境があればこそだな。
移動だけでうん時間で渋滞まくりの環境では不可能だろう。
そりゃ無理ってもん。
あきらめなちゃい。
人生、何に重きをおくのかは人それぞれさ。
で、今回の獲物はワニエソ・・・だと思う。
マエソ系のエソははっと見何エソかわかんないのだ。
なになに・・・ワニエソは尾鰭の下の縁が黒い?
ほう、今回のエソは?
黒いね。
と、いう事でワニエソとする。
文句ある?
何?あるじゃと?
困ったもんじゃな。
どうぴよう・・・・
どうぴよう・・・
どうぴよう・・
どうぴよう・
んごぉ~~~
いやあ、よく寝た。
さあ、さっそく処理していきましょう。
取り出したワニエソは変な形で硬直していた。
いわゆる死後硬直ですな。
曲がった状態で保存しているとこうなる。
気を付けましょう。
いや、なに、悪い見本を意図的に作ったのじゃ。
・・・・ウソでち。
ま、細かい事は気にするでない。
遠い昔、この曲がって硬直した魚を強引にグネグネといじりたおし、クネクネの状態にした事がある。
するとどうなるか?
捌くと、魚の筋肉が思い切り身割れ状態だった。
だから、曲がって硬直していてもあまりいじっちゃいかん。
何?誰もそんな事はしない?
あらそう。
好奇心の無い子ねぇ。
そんな事言ってるとワニエソに見つめられるぞ。
ほら、言わんこっちゃない。
さて、まずはウロコを落とそう。
乾燥していなければ比較的簡単に落ちます。
少し、形が落ち着きましたね。
で、頭を落とします。
お腹を開き、内臓を観察。
ふむふむ・・・・
そして、きれいに洗おう。
3枚におろし、筋肉中の骨を抜きます。
そりゃぁもう、懸命に抜きます。
こぎれいにはいきませんが、若干グズりながらも抜くことができます。
100%除去を目指そう。
さて、今回はこのワニエゾを酢〆にします。
このまま皮を引いて刺身でも喰えますが、試してみたいと思いませんか?
思うでしょ?
やっぱりね。
そうだと思ったんですよ。
みんなおいらと一緒 ♡
へ?一緒にすんな?
冷たいのぉー
さ、とっとと塩を施しましょう。
そして寝かせる。
ねぇむれぇ良い子ぉよぉ~~
悪い子は寝るなっちゅうのんかぁ~
寝てやるぅ。
んごぉ~~
さて翌日。
時間にして13時間経過。
余分な塩を洗い流し、酢に漬けこみます。
今回はジップロックを使用。
そして寝かせる。
ねぇむれぇ良い子ぉよぉ~~
悪い子は寝るなっちゅうのんかぁ~
ん?もういい?
さあ、5時間後の姿です。
なになに?寝かせる時間の根拠が知りたいじゃと?
そんなもん、おいらの都合に来まっとる。
用事があるからほったらかしなだけさ。
ふんふん♪
よく水気を取り除こう。
そして、皮をむきます。
手でむけるぞ。
へ?皮付きの意味?
気分さ、気分。
皮付きだったらどうなんだ?って思っただけさ。
ただそれだけ。
さあ、皮がむけました。
皮側は酢の影響をあまり受けてない感じですね。
で、切りつけて完成!
さあ、さっそく頂きましょう!
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・
ぬぉっ・・・
うんぬっ・・・
はんぐっ・・・
こっこれは・・・・
酢で変性した部分がボソってる。
加熱調理した時と同じボソボソ感がある。
そうか、生食でも酢で変性起こせはボソるんだなぁ。
こりゃ皮付きで処理したのは正解だったな。
影響が少なくて済んだからね。
して、味わいの方は・・・
そんなに悪くないね。
酢で〆なければいける感じ。
塩〆とかコブ〆とか。
それが正解だろう。
ま、今回は発見があったって事で良しとしよう。
ウキッ!
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