マサバのセゴシ

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喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「マサバ」です。
季節はまだまだ6月の後半。
だって、なかなか更新できないんだもん。
マサバをもらった。
しかし、小型だ。
そうさね、25㎝くらいか?
シイラはおまけだ。
マサバのセゴシ (1).jpg
小型のマサバなんて、とっても足が速い。
そう、100mを6秒くらいて駆け抜けるほど・・・
違うか?
ま、すぐに内臓はぐじゅぐじゅになり、身もグズグズ。
とても生食なんて・・・
だがしかし、このもらったマサバの鮮度の良い事。
水揚げ後、数時間ってところか?
まだまだ弾力があります。
死後硬直前の状態。
ちなみに、魚は死んだ直後は当然ながら生きている時に近い状態にあります。
魚持って、ゆすればグニョグニョと動きます。
その後、死後硬直を起こし、その時なっていた形に硬直します。
曲がったまま死後硬直すれば、その形のままってこってす。
硬直状態ですから、ゆすってもグニョグニョしないです。
その後、解硬に向かいます。
再び、グニョグニョになっていくのですな。
弾力が無いので、感触は異なりますがね。
そして、腐敗へと進行。
魚は〆てから、単にひたすら冷たく冷やすのではなく、一定の温度帯を保った方が死後硬直までの時間を遅らせる事が出来るようです。
たとえば、5~10℃とか。
魚種によって違うと言う。
おいらの経験した、養殖関連の漁師?はひたすら冷やす事しか頭になかった。
鮮度だの、魚が傷むだの言いながら・・・・・
氷の入った海水にぶち込む。
大量に捌く現場ではそんなもんなのかもしんない。
しかし、本気で研究したとは思えない。
昔からそうだとか?
自身の経験上、そうだとか?
でも、それ以外に試したことあるの?
無いでしょ?
書籍とか、で調べたことあるの?
無いでしょ?
インターネットとかでも参考資料探した事あるの?
その前にパソコン使える?
魚の付加価値を上げたいなら、商品の信頼を勝ち取らなければならない。
無論、マーケティングも必要でしょう。
現場では、「そんな手間な事は出来ない」とか?
「パソコンなんて今更覚えない」とか?
「お前の言う事ホントか?」とか?
じゃあ、調べて確認したら?って感じ。
まあ、現状維持作業が精いっぱいな感じで進展が無い。
こりゃあ、今後の漁業の未来は暗いな。
無論、これはごく一部のお話で、先鋭的な漁業者もいるでしょうね。
マニュアルなんて無く、「体で覚えろ!」だとか?
職人的でカッコイイのかもしんないが。
基本、マニュアルや基準を作る考えが無い。
で、結果として人材育成効率が悪い。
さらに言えば、人によって方法がバラバラ。
統一されていないのだ。
挙句に、「あいつのやり方はおかしい」とか?
基準が無いんだから、おかしいもクソも無いんだな。
やはり、一般企業を体験する必要がある。
企業戦士を見習う必要がある。
でも、大手はまず採用しないでしょうね。
もっとも、おいらも採用されないだろうなぁ。
ま、頼まれても行きませんがね。
土下座されても行きませんがね。
うっほん!えっほん!
もう、釣りに行けないのヤだもん。
汚濁エリアに住むのヤだもん。
おっと、マサバの話だったね。
今回のマサバは小さいのがネックだ。
別に、普通に刺身にしてもいいが・・・喰うとこが少なくなる。
んん~・・・ここはセゴシか?
しかし、セゴシにするにはでかいか?
いや、やはりやるしかなかろう。
で、下ごしらえ完成!
マサバのセゴシ (3).jpg
何?はしょるな?
いや・・・ウロコ落として、頭落として、内臓とって、きれいに洗っただけですやん。
さ、輪切りにしよう・・・
シュリシュリ・・・
一応、背鰭なんかのヒレ部分はカットして・・っと。
でけたど。
マサバのセゴシ (2).jpg
その辺で売ってるマサバでやったら、身が潰れます。
一般には、漁師か釣り人しか実現不可能かも。
さあ、問題は旨いかどうか?
早速いただきましょう!
もんぐもんぐ・・・・
・・・・骨硬いな。
おいらは何とか噛み砕ける。
しかし、お勧めは出来ないな。
身の食感がプニプニ、骨の食感はゴリゴリ。
んんー、まーそのー、いわゆるー、んーとー・・・・
落ち着いて味わえないっ!
んまい・・・が・・骨がじゃまっ!
ウキっ!

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