大型ヒラスズキの腹身の炙り

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喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「ヒラスズキ」です。
ヒラスズキはスズキ目スズキ科のお魚。
最近掲載する魚が偏って来たような気がする。
だからパートⅡの更新は非常に少ない。
しかし、あるがままでいいのだ。
作られた世界はいらない。
さあ、今回登場する魚は大型のヒラスズキです。
昨年の11月のお話。
近所のゴロタ浜で釣ったの。
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なかなか魚屋ではお目にかかれまい。
むっふっふ。
しかも今回の得物は5.5kgというサイズだ。
長さは85cm弱。
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どうだい?
大きいべ?
どんなもんだい。
ぬっふぉん!
キロ2,000円としても、11,000円だど。
すごいべ?
何?売ってしまえ?
おいら漁師じゃないもん。
読者プレゼントでもしろ?
それもいいかもしんない。
でも、魚は釣るとしても送料かかるからヤダ。
さあ、さっそく捌いて行きましょう。
シンクに転がるヒラスズキは中々肉厚だ。
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ウロコを落としたヒラスズキをまな板に乗せる。
まな板を大小2連結!
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でもはみ出る。
頭を落とし、内臓を抜きます。
お腹の中には消化中の小魚が・・・・
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正体不明、トウゴロウイワシか?
これに塩を振って炙ってやるとなかなかおいちい・・・
か、どうかなんて知る訳が無かろう?
さすがのおいらもそこまではしない。
お腹の中には発達中の卵巣がありました。
ヒラスズキの産卵期は春先らしい。
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そして、キレイに洗いましょう。
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3枚におろしていきますよ。
ちょっと、腹骨に沿って包丁入れてみた。
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そして、腹身の切り取り。
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皮を引こう。
キレイな身肉ですな。
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もう片面は普通におろし、腹身の切だし。
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こちらも皮を引く。
巨大なサクが2枚。
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血合いも美しく、やや透明感のある身肉。
さすがヒラスズキ
腹身の皮も引きます。
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はい、こっちは普通のヒラスズキの刺身。
釣獲してから2時間です。
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評論家さんの嫌う高鮮度なお刺身。
今回はわき役。
もんぐもんぐ・・・んまい。
いつものように弾力のある食感。
薄切りがよく合う。
ヒラスズキと言えども、1日も寝かせたらヘニョヘニョです。
さて、今回は切り出した腹身をバーナーで炙ります。
お腹側をチリチリ焼くイメージです。
だから、お腹側の薄皮ははがしていません。
どうせ加熱しますからね。
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あら?クリクリになりました・・・・
気にするでない。
そして、適当に切りつけ。
さあ、でけた。
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それでは早速・・・・
いっただっきもぁ~す!
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・
んまいっ!
淡く、上品な脂と炙りを入れた事による香ばしさと相まって非常においちい。
しかし何だな、このバーナー。
何気に加減が難しいぞ。
ウキッ!

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