“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!
今日の食材は 「イスズミ」と「メアジ」です。
イスズミはスズキ目イスズミ科イスズミ属の魚。
メアジはスズキ目アジ科メアジ属のお魚。
そういえば、イスズミって都市部?に住んでた頃は店頭で見かけた事は無かったな。
当たり外れがあるから、当たり前?なのか?
外れ個体を引くと、まさに”こりゃぁさすがに喰えないわ”状態である。
さすがのおいらも同感だ。
大手小売りではさすがに取り扱えないのかな?
捌いて、刺身にして味見してからなら店頭に出せるだろうか?
外れではない脂の乗った個体はかなり美味しいのだ。
味わいはそういう意味で問題ないとして、残るは見た目だろう。
個人的に感じるのは、イスズミの血合いの色は黒っぽいのだ。
やたらと見た目を気にする日本人?には売りにくいかもしれない。
やれやれ、困ったもんだわ。
何?おいら?日本人だが?
おいらは見た目は気にしない。
が、添加物は気になる。
これも賛否両論だから結論は無い。
あくまで、個人的には気になるって事。
使用する理由は様々だが、その理由の中に”見た目”も存在する事は間違いない。
おいら的には、見た目は気にしないから添加物使っていない喰い物が良い。
でも、なかなか存在しないのよね。
残念な事だ。
おや?また脱線しかけていないか?
気にするな!
さて、そんなイスズミだが、ここ大月町の道の駅には時折販売されている。
ちなみに、外した事は1度しかない。
さすがのおいらも見た目では判断できないのだ。
でもね、他は全て当たりだった。
今回の個体は1kgくらいかな?
そのお値段、250円。
適正価格が分からないが、個人的には買いなのだ。
キロの魚が250円ですよ?
素晴らしい!
ついで?にメアジも購入。
4匹で150円。
1匹37.5円なり。
安かろう?
おいらの強い味方なのだ。
メアジも高知に来るまで店頭では見た事が無かったね。
メアジは淡く独特の風味がある。
脂が乗った個体には遭遇した事が無い。
やや南方系のアジなのか?
そんなイメージ。
せっかくだから寿司でも握ろう。
皆も寿司は好きでしょ?
好きって言ってごらんなさい♡
さあ、まずはイスズミを捌いていこう!
イスズミのウロコはかなりびっちり張り付いている。
ウロコ落としでバリバリと取れない事も無い。
しかし、皮つきで活用しないなら、いっそそのまま捌くのが良い。
ただ、身肉にヌメリが移るのは嫌なので、タワシなどでヌメリはしっかり落とそう。
気にしない人はそのままGO!
いや、気にしましょうよ?
魚のニオイなんてヌメリをキレイに落とせばかなり無くなります。
身肉の着臭は別ですよ?
あのボラ臭すら取れます。
ホントだぞう~
良く洗った後は、頭を落とし、内臓を抜き、お腹の中を良く洗いましょう。
個人的には、歯ブラシなどを使用します。
なぜキレイにするかと言えば、この後の処理で身肉に血液等が付着しないようにする為。
別に気にしない人は、ここまでしなくても良いかと。
人それぞれさ。
はい、キレイになりました。
わたちキレイ?
んごっ!
さあ、それではおろして行きましょう!
今回はウロコを落としていないので、包丁が入りにくいですね。
包丁を入れる所から多少ウロコがはがれます。
身肉に極力つかないよう注意しましょう。
そして、皮を引きます。
ウロコ付きななので、まず途中で皮が切れる事は無く、うまく引けます。
これがウロコ付きで捌くメリットだね。
皮を引いた後、あばら骨などを切り落とします。
そして、体側の骨を切り出します。
ここで、ちょっとお味見。
うんむ、問題ないっ!
今回は軽く塩を振ってみよう!
ちょっと寝てろ。
ふんっ!
さあ、お次はメアジだね。
ウロコは落としておきましょう。
イスズミと同じく、頭を落とし、内臓を抜きキレイに洗います。
はい、キレイになりました。
では、3枚におろしましょう!
で、あばら骨をすき取ったら、皮を引きます。
包丁の背を使うもよし、そのまま手で剥がすのも良しだ。
体側の骨は骨抜きで抜きました。
だって、喰うとこ減るでしょ?
軽く塩をしたイスズミを酢洗いし、寿司用に切りつけ。
メアジも寿司用に切りつけだ。
酢飯と握って完成だ。
メアジには刻みネギを乗せてみた。
長ネギだけどね。
さあ、それでは早速・・・・・
いっただっきもぁ~す!
もんぐもんぐ・・・・・
んまいっ!
イスズミは外さなければ、ほんとおいちい。
メアジは脂は乗ってませんが、わずかにメアジたる風味があります。
ネギの風味も加わって、寿司として十分においちい。
何でも寿司にしてみれば、美味しく感じるもんだ。
お外で喰うばかりが寿司ではござらん。
何?貧乏人じゃと?
そうだが?
も、もしかして奢ってくれるのか?
ウキッ!


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