“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!
今日の食材は 「カイワリ」です。
カイワリはスズキ目アジ科カイワリ属の魚。
市場に出回る魚の名前は地方名である場合が結構ありますな。
今回の表示は「めっきあじ」。
我々釣り人的には、ロウニンアジやギンガメアジの幼魚をメッキとは呼ぶが・・・・
恐らく名前が分からんかったんじゃあないかい?
ちなみにこのカイワリ、高知ではベイケンと呼ばれる。
まあ、だから何ってとこですか?
表示には「焼魚に」とある。
確かに焼き魚も旨いね。
ちなみに、生食用の魚には”生食用”等「生食できる旨」を記さなければなりません。
これは食品衛生法に定められています。
だぁ~かぁ~らぁ~・・・
「生食できる旨」の表示の無い魚を生食するのは自己責任って事ですな。
しかし、やっぱり生食ですがね。
それがおいらの生きる道。
マネする人は自己責任じゃぞ。
分かったかい?
今回も元気に半額ハンティング?
っていうか、おいらが回遊する時間がそういう時間帯なんです。
で、3匹入って125円。
1匹42円程度。
ん~しかしカイワリも知らんとは・・・・
さて、多くのアジの仲間には「ゼンゴ(ゼイゴ)」と呼ばれる体側後半の中央部を走る硬いウロコがある。
これをそぎ落とさないと調理はしにくい。
よって、まずはこの部分をそぎ落とします。
その後、普通に周辺のウロコを落として、頭おとして内臓部分を取り出しよく洗います。
3枚におろし、皮を引きます。
皮は思ったより丈夫なようで、途中で切れてしまうようなことはありません。
もちろん、異常にヘタクソがやればこの限りではありません。
そりゃあそうじゃ。
通常はここから体側を走る骨をそぎ落とすのですが、固体も小さく少量なのでそのまま切りつけます。
皿に盛れば完成です。
さて、それではさっそく頂きましょうか?
もんぐもんぐ・・・・もんぐもんぐ・・・・・
ん、ややクセがあります。
どんなクセかって言うと、やや鮮の落ちた魚の味。
ん?それって単に魚の鮮度が悪いってことなんじゃあ?
いやいや・・・前向きに考えて鮮度の落ちやすい魚って感じですか?
いや、魚自体がそういう味わいなのかも。
味覚以外は言うほ悪い状態ではないが「新鮮」とはいえない状態。
やはり、身肉の鮮度が落ちやすいのかも知れないね。
でも、そんなに悪い味ではない。
そして、別にお腹を下したりもしませんでしたぜ。
んごっ!
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