“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!
今日の食材は 「マルソウダ」です。
マルソウダはスズキ目サバ科ソウダガツオ属の魚。
一般に、ソウダガツオと呼ばれる。
ここ、大月町では、メジカと呼ばれてます。
比較的安価で提供され、1本100円~200円程度。
価格は流動的なものなので、あくまで参考ですがね。
そんな高価なもんでは無い・・と。
販売形態は鮮魚か、塩茹でしたものが多い。
ま、産地ならではって感じでしょうか?
このマルソウダ、昔、高知が遠征地だった時代に1度だけ釣った事がある。
とある暑い日の事だった。
気晴らし?に宿毛まで足をのばし、宿毛新港?に行った時。
周辺の釣り人はサビキ仕掛けに飛ばしウキ&撒き餌かごの装備。
一体何が釣れるか聞いてみた。
見せてくれたのが、マルソウダだった。
海面に魚が見える訳では無かったが、ここはメタルジグでしょ?
そして、おいらは懸命にしゃくった・・・・
そして、釣れた。
1本だけ。
うううぅ・・・えがった。
そして、ペットボトルの水を使用し、その場で捌いて刺身で喰ってみた。
無論、醤油は常に車に積んでいた。
もぐもぐ・・・・
ん?ちょっと血っ気が多いような?
炎天下の調理だった事もある。
刺身も当然、ぬるい・・・
恐らく、もう少し丁寧な処理が必要だったのだろう。
実際、血合いの多い魚なのだ。
鮮度が落ちやすく、ヒスタミン中毒になりやすいとの話も聞くが、実際どうなのかは知らない。
さて、今回のマルソウダはもらい物です。
季節は真冬の2月・・・・
鮮度は良さげです。
だがしかし、今回は唐揚げにします。
それでは、観察しましょうかね。
するのよっ!
はい、全体像。
はい、第1背鰭。
はい、第2背鰭&小離鰭(しょうりき)
はい、尾鰭。
はい、尻鰭&小離鰭(しょうりき)
はい、腹鰭。
下からっ♡
はい、胸鰭。
はい、表情。
少し目が潤んでいます・・・・・助けちぃ・・
はい、口。
はい、楽しかったですね♪
楽しかったですね?
楽しかったでしょっ!!
ウキッ!
さて、それでは捌いていきましょう。
まずはウロコをはがします。
カツオのように、首まわりに板のように張り付いています。
これを包丁でそぎます。
首の付け根で包丁が止まりますが、そのまま頭を落としますので構いませぬ。
お腹を裂いて、内臓を取り除きます。
そして、背骨部分に包丁を入れます。
ハブラシ等できれいに洗います。
その後、3枚におろしていきます。
真っ赤ですな。
はいっ。
腹骨をすき、皮を引きます。
白っぽい部分は脂肪でしょうか?
体側の骨を取り除きます。
今回はドス黒い血合い部分は取り除いてみました。
そして、適当に切りつけ。
刺身でも問題無さそうな色合いです。
で、塩水に浸けます。
そして、冷蔵庫へ・・・・・・・
んごぉ~~・・・・・
んごぉ~~・・・・・
んごぉ~~・・・・・
んごっ?
おおっと、いけねぇ・・・・
2日も寝かちまった・・・どうぴよう・・・
やばいか?
ちょっと洗ってみる?
ん~・・・ん~・・・
揚げちまえ。
片栗粉をまぶし、揚げる。
さあ、完成だ。
だ・だ・大丈夫なのか・・・・
ヒスタミン中毒になって、新聞の三面記事を飾るのだろうか?
なになに?ヒスタミン中毒で国内では死亡例は無いとな。
喰ってしまえ・・・・
もんぐもんぐ・・・んまいな・・・・
普通においぴい。
もっとパサった感じかと思ったが、しっとりしている。
ご飯のおかずに、ビールのつまみに最適。
ちなみに、この後、気分が悪くなる事はなかった。
ウキッ!
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