喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「ボラ」です。
ボラはボラ目ボラ科のお魚。
なんだよ、またボラかよ・・・・
そうです、またボラです。
だって、おいちいんですもの ♡
ホントねぇ、着臭さえなければボラはなかなかおいちい。
残念ながら、多くの地域でドロ臭いというか、ドブ臭いと言うか。
そんな状況なのだ。
店頭で、ボラが販売されていたとして、供給側はそのボラが着臭しているのかしていないのか?見切れているかというと、そんな事は無い。
お金払って購入し、調理し、口に入れた瞬間・・・おうぇっ!!
な~んて、確率は高い・・・・か?
加熱調理なんかでは、その立ち上る香りの中に既に感じてしまう・・・
ぬぉっ!!
こっ、これはハズレだ・・・・
着臭個体0%な環境ってのは、ある意味贅沢な話かもしんない。
何度も言うが、いや、書くが・・・・
ボラの身肉が臭いってのは、そのボラの生息環境が着臭要因に満ちているだけ。
で、無ければ、おいらが釣獲するボラが全く着臭が無い理由が無い。
淡水魚的着臭の場合、geosminや、2-MIB(2-メチルイソボルネオ-ル)等が原因らしい。
淡水魚がメインの魚食文化が存在する国では、高温で揚げる調理法が頭に浮かぶ。
そして、それは美味しいという。
おいらは食した事は無いのですが。
高温で揚げると着臭を感じないのか・・・・
もしかして、この着臭要因物質は揮発性なのでは無かろうか?
高温で処理する事によって、着臭物質が揮発してしまうのではないか?
どこかでウナギの焼き加減と着臭の感じ方の変化を実験したHPがあったな。
よく焼く事によって、着臭を感じなくなるとかなんとか・・・
ちょっと検索してみた。
Geosminという物質は”微生物揮発性有機化合物”というくくりらしい。
そして、もう一つの着臭要因である2-MIB(2-メチルイソボルネオ-ル)も揮発性らしい。
やはり、揮発性の物質だった。
とすれば、調理過程で揮発させてしまえば良いって事になるな。
ま、今後の課題だ。
さて、今回のボラも近所の海で釣獲しましたよ。
なかなか肉付きがいい。
今日も生食だぃっ。
んごっ!
まずはウロコを落とそう。
頭を落とし、内臓を取り除きます。
そして、キレイに洗いましょう!
2枚におろし・・・
3枚におろします。
腹骨をすき取り。
体側の骨を骨抜きで抜きます。
ま、3~4本程度ですから。
そして、熱湯にくぐらせ、冷水へ落とします。
ああぁ・・冷水に脂が浮いています。
で、水気をよく切ります。
キッチンペーパー等を使用。
そして切りつけ&盛り付けて完成。
やあ、皮のウロコ模様が立体的すぎるな。
ま、いっか?
見てくれだけの問題さ。
それでは、さっそく頂きましょう!
もんぐもんぐ・・・・もんぐ・
んまいっ!
んまいぞなもし。
毎度の事ではあるが。
9月のお話ではあるが、少し脂も乗っている。
食感もよろしい。
無論、着臭なんて微塵も感じませぬ。
おっと、今回はオマケがあるよ。
親切心全開!
いやいや、礼には及ばんよ。
うっほんっ!
ボラの胃袋を茹でてみた。
何?幽門部?細かい事はどうでもいいのじゃ。
茹でると、生の時には見えなかったモノが見える・・・・
ちょっち、きもい。
周辺を化粧断ちし、スライス。
醤油をつけて頂く。
もぐもぐ・・・
イマイチ。
茹で加減の問題か?
少し水っぽく、サクサクした食感もない。
切りつけ方の問題もあるのか?
特に風味も感じないな。
残念。
ウキっ!
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