喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「ボラ」です。
ボラはボラ目ボラ科の魚。
ここはボラの出現率が高い。
今回で42件目の投稿さ。
すごいべ?
それだけおいらはボラ好きなのら。
ロクに体験せずにボラを語るヤツはおいらが許さんっ!
と、言う事でボラです。
先日のヒラスズキの釣獲時にルアーに引っ掛かって来たモノです。
季節は6月初旬。
降雨があって、水が濁ればボラの活性も上がる?
ここは高知県大月町。
場所にもよりますが、近所の海域は汚濁要因がほぼ0%。
流れ込む淡水も貧栄養状態。
よって、ボラの着臭要因はありません。
素晴らしい環境です。
汚濁エリアなら流れ出る廃水に群れたり河川に集約したりして密度が濃い。
しかし、近所の海は密度はそこまで濃くない。
上記したように、降雨で濁りが出れば流れ込みに集まったり、浅場に密集したりする。
流れ出る有機物が目的なのだろう。
釣獲のチャンスだ。
今回はヒラスズキ狙いのルアーに引っ掛かってきたモノ。
ルアーに掛るくらいだから、ここでボラ掛け投げたら爆釣だろう。
しかし、やっぱりヒラスズキを狙っちゃう訳だ。
それが釣り人の性さ。
ま、今回は2匹GETしたから良しとしよう。
周辺に転がしてたら、1匹カラスに目玉をやられた。
ネコも常に狙っている。
釣り人がいるだけでニャ~ニヤ~寄ってくる。
おまいにはやらんっ!
ふんっ!
この辺のボラに脂が乗る時期は9月中盤以降だろう。
しかし、その旬的な時期以外でも十分にボラはんまい。
脂の乗る時期はよりんまいだけの話。
ボラの身肉への着臭は汽水/淡水域への侵入による淡水魚的要因、及び汚濁による着臭が主な原因。
汚濁河川の場合、ダブルパンチ状態。
うううぅ・・・立ち直れない。
着臭要因さえなければ、どの季節でも身肉への着臭はありません。
あるのは、ボラ自身の体臭?
これは、その魚種の特性ですからね。
別に身肉が匂う訳ではござらん。
もし、身肉に臭いが移ってたとしたら・・・
そりゃあんたの処理が異常にヘタクソなだけ。
ボラの体臭は〆た(死んだ)状態であればタワシ等でヌメリをきっちり落とせば無くなる。
エラまわりから口中までキッチリやってごらん。
あらっ?ってくらいボラ臭は無くなる。
さあ、それではボラを処理していきましょう。
まずは、ウロコを落とします。
頭を落とし・・・
腹鰭を切り落とします。
別にそのまま作業してもいい。
でも硬いから、無い方が楽。
お腹を開き、内臓を取り除きます。
お腹の中をキレイに洗おう。
画像を撮り忘れてますが、お腹の奥の白い部分を包丁で切り、血っ気を除きます。
そのまま続けても良いのですが、身肉に血が移ってしまいますからね。
ふぅ~・・・さっぱりしました。
はい、3枚におろしていきますよ。
お腹の内側が黒っぽいのは汚れでは無く、そういう構造なだけです。
腹骨をすき、皮を引きます。
ボラの体側の骨は3~4本くらいです。
骨抜きで抜いてしまいましょう。
可食部が多くていい。
で、キッチンペーパー等で余分な水分をふき取ります。
そして切り付け。
高鮮度なボラは薄目に切り付ける方が良いでしょうね。
さあ、完成です。
それではさっそく・・・・
いっただっきもぁ~すっ!
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・
ん、あっさりしてますね。
食感は心地よく、着臭もない。
酢味噌や梅系が合いそうな感じ。
今回は普通にお醤油でいただきましたが。
高鮮度なボラは刺身に引いた後、しばらくすると水が出ます。
早めに食しましょう。
洗いにしても良かったかもね。
今回は釣獲後3時間って所でしょうか?
一般家庭では再現は難しいでしょうね。
ウキッ!
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