喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「カミナリイカ」です。
カミナリイカはコウイカ目コウイカ科のイカ。
もう何回も登場しました。
今回のお話は4月のお話・・・・
3月の初旬くらいまで、あんなに釣れ盛っていたカミナリイカも釣れなくなってきた。
今となっては貴重な存在だ。
ひたすら喰わずに少し冷凍しとけば良かったか?
いやいや、やはり喰える時はひたすら喰うに限る。
うんうん、間違いない・・・と思う。
さて、今回の獲物はそんな状況下で釣獲したカミナリイカなのだ。
すごいべ?
そんな事ない?
ちなみに、イカの類の寿命はその多くは1年と言われる。
たった1年で、卵から大人になり、産卵して死ぬのだ。
今年はカミナリイカの1.5kgなんてサイズも釣ったな・・・・
養殖環境のマダイだって1年で1.5kgになんてならない。
恐るべし、イカの成長率。
アオリイカなんて、4kgサイズもいるらしいし、ソデイカなんて10kgを超える。
このソデイカも寿命は1年と言われる。
中には、20kg級もいるという。
すんごいなぁ~ すんごいなぁ~
相当エサを喰ってるんだろうね。
大きくなる遺伝子もあるんだろうなぁ。
エネルギー効率もいいのか?
そして、イカ類は全般においちい。
ウィキペディアによると、日本は世界第一のイカ消費国らしい。
こんなに旨いイカなのに、もっと人口の多い国もあろうに・・・
なぜ日本ほど消費しないのだろう?
もしかして、日本の調理技術が優れているからか?
日本の魚介類の取扱い技術は世界一と個人的に思う。
温度管理、衛生管理、和包丁の切れ味・・・・
魚介類なんて、ちょっと気を抜けば食中毒まっしぐら。
調理場だけ整えればいいってもんじゃない。
漁師さんや市場、販売店から家庭や飲食店まで全てにおいて、鮮度維持に注力しなければ実現しない。
こんなに魚介類の取扱いが高いレベルの国が他にあるのだろうか?
調べた事無いけど。
今後、国際的に和食ブームになったとしても、恐らく魚介類について同じ品質のものを供するのは他国では難しいのではないか?
日本から空輸した所で、その空輸の時間が必要だしね。
徹底的にやるなら、現地漁師の教育などからスタートしなければならないだろう。
国を挙げて取り組まなければ不可能と思われる。
もっとも、そこまでして取り組む事も無い?だろう。
一方で、日本は輸入大国でもある。
あまり手間のかからないお気軽魚食の多くはこれらかも。
とすれば、一般家庭では生鮮魚介類を使った調理は”特別なもの”なのかも知れませんな。
おいらはほぼ、エブリデイですけれども。
”特別なもの”と言っても、色々あって・・・・
”特別めんどくさい”ってのもある・・いやコレしか無いかも。
文化包丁切れないし、内臓汚いし、ウロコ飛び散るし、廃棄物もゴミの日が翌日とかじゃないとニオイが・・・・
たっ、確かに”特別めんどくさい”。
あと、お父ちゃんが魚釣って来て・・・・・自分で処理しないとか?
あああぁ・・・可哀そうなお母ちゃん。
んっもうっ!!
最後まで自分で処理しなさいよっ!!
ああぁっ!!
お父ちゃん、ビール飲んで寝てるしっ!
お母ちゃんブチ切れ・・・・”特別イライラするっ”
んごっ!
最近は中国の輸入量が多いみたいですね。
中国人、魚介類の旨さに目覚めるの巻?
中国は元来淡水魚の魚食がメインだったろうから、海水魚の旨さに目覚めちゃった感じ?
個人的推察ですがね。
おおっと、何の話でしたっけ?
ん?
そうそう、カミナリイカのお話でしたね。
えへっ♡
で、下処理については過去の記事でも参考にしてくれませんかぁ?
お伺い調に記してみたぞ。
イヤだと言われても、押し切るっ!
ふんっ!
表面には切れ込みを入れてみた。
で、以前、金属製の串を使ったら、それが熱くなりすぎて扱いにくかったから、今回は竹串を使用。
なぜ串を刺すのか?
それはね、クリクリになるから・・・・
それがね、イヤなの。
別にクリクリでもイヤじゃ無ければ、不要じゃ。
でも、少し焼きにくいぞ。
そして、塩を振って魚焼きグリルで焼く。
でけた・・・・
竹串が焦げとるっ。
・・・・・全ては満たされん。
さ、それでは早速・・・・・
いっただっきもぁ~す!
もんぐもんぐ・・・
やはり、表面が乾燥こいた感じになるね。
それ以外は、歯ごたえも心地よくおいちい。
素焼きみたいな調理には向かんのかな。
ウキッ!
コメントを残す