ニザダイの酢〆の握り

ニザダイの酢〆の握り (15).jpg ニザダイの酢〆の握り (2).jpg
喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「ニザダイ」です。
ニザダイはスズキ目ニザダイ科ニザダイ属の魚。
釣りの世界ではサンノジって呼ばれてますね。
ここでは良く?登場します。
安価でおいちい。
しかし、相変わらず嫌われている模様。
なんだ、サンノジかよっ!
そんな扱い。
果たして、かれらはニザダイを喰った事があるのだろうか?
実は、おいらはニザダイを釣った事が無い。
磯釣りをしないからね。
ここは大月町なんだから近所の岸壁で釣れそうなもんだが・・・
釣れない。
潮通しの良い場所にしか生息しないのだろう。
だからね、買うしかないの。
高鮮度なニザダイを入手できるのは、漁師か磯釣り師しかない?
しかし、磯釣り師はニザダイを毛嫌いするのよね。
あああぁ・・勿体ない。
高鮮度なニザダイ喰ってみたい。
さて、3月初旬の事。
いつものように、大月町の道の駅を覗く。
おや、ニザダイがある。
残念な事に丸の状態ではない。
1匹200円。
大きくても、小さくても1匹200円。
さあ、どっち買う?
何?大きい方を買うにきまってる?
甘いな。
両方買うのじゃ。
ふんっ!
ニザダイの酢〆の握り (1).jpg
今日は寿司を喰うのだ。
んほっ♪
さあ、早速処理していきましょう。
ほら、もう処理は終わってるようなもん。
とりあえず、流水で洗う。
ニザダイの酢〆の握り (2).jpg
そして、尾っぽのつけ根付近の突起を除去。
図鑑ではわかりにくいんですが、結構硬く痛いんですな。
ニザダイの酢〆の握り (3).jpg ニザダイの酢〆の握り (4).jpg
で、3枚におろします。
ニザダイの酢〆の握り (5).jpg
で、皮を引きます。
ニザダイの酢〆の握り (6).jpg
ニザダイの皮はザラザラしています。
カワハギ的な皮というか、サメ肌的な皮というか。
ワサビ擦っちゃう?
って感じ?
いや、目が細かすぎて、いつまで経っても終わらないかも・・・
だから、ウロコを取る作業はありませぬ。
楽ちん♪
で、腹骨をすき・・・
ニザダイの酢〆の握り (7).jpg
体側の骨を除きます。
ニザダイの酢〆の握り (8).jpg
はい、サクになりました。
相変わらず美しい。
ニザダイの酢〆の握り (10).jpg
”え~やだぁ~ホントの事言わないでよぉ~♡”
この勘違い女があぁ!!!
おまいの事じゃないわ!!
失せろ!ブ○!
さて、今回は酢で〆ます。
まずは塩をして寝かせます。
ニザダイの酢〆の握り (11).jpg
かなり強めの塩でOK。
さあ、寝ろっ!
寝るのじゃ。
何眠れない?
仕方ないなぁ、おいらが魚守唄を歌っちあげよう。
ねぇむれぇ魚肉よぉ~♪
んごぉ~・・・んごぉ~・・・・
おいっ!そろそろ起きろ!
んごっ!?
そろそろ1時間経過だ。
塩を流して、今度は清酢に漬けます。
ニザダイの酢〆の握り (12).jpg
さあ、またおねんねだ。
ねぇむれぇ魚肉よぉ~♪
んごぉ~・・・んごぉ~・・・・
おい、起きろ!
んごっ!?
ニザダイの酢〆の握り (13).jpg
そろそろ1時間経過だ。
何かと慌ただしいのら。
そして、水っ気を良く取り除きます。
ニザダイの酢〆の握り (14).jpg
そして、適当に切り付けて酢飯と握っていきます。
さあ、完成しました!
ニザダイの酢〆の握り (15).jpg
寿司だ、寿司だ、わーい ♡
早速、頂きましょう!
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・
んまいっ!
いや、なに、普通か普通以上にんまいけど?
卑下するような魚か?
わずかにニザダイの風味を感じる所も特徴が出て良い。
これの度が過ぎるとヤバイのだろう。
みなさん、よほどひどい目にあったんだろうね。
もしかして、喰わずして評価しとんのか?
まさかね。
人から聞いた話を鵜呑みにして、自分で確認もせずに物事を語るなんてこと・・・
する訳ないよね???
おいらは購入してハズした事無いからね。
釣った後の処理手順の問題も大きいんじゃない?
ウキッ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です