9月後半の下ノ加江川産のヒラスズキの皮付きの造り

“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!

今日の食材は 「ヒラスズキ」です。
ヒラスズキはスズキ目スズキ科スズキ属の魚。

ヒラスズキは河川にも遡上します。
地域にもよるかも知れませんが。

ここ、高知県西部では複数の河川で釣獲実績があります。

今回の獲物は先回釣獲したナマズと同じ日に釣獲したヒラスズキなのだ。
場所は下ノ加江川。

ルアーの掛り具合の問題か、口元が変形状態です。
スズキの変形は過去に何度も出会いました。

しかし。今の所ヒラスズキの変形個体に出会った事はありませぬ。
変形は汚染の代名詞のように言われていた時代もありますが、養殖業などを体験するとそうでも無い事が分かります。

さあ、まずはウロコを落としましょう。

で、頭をおとします。

でもって、お腹を開き内臓を取り出します。
膜のように見えるのは浮き袋です。

脂が乗っている個体であれば、内臓脂肪がてんこ盛りかつ、膜の付け根周辺に脂の塊が見られます。
今回のヒラスズキはそれほど脂が乗っていないようです。

であれば、生食するにせよ少し変化を持たせた方がよかろう。
浮き袋の膜に包丁を入れ、周辺を取り除きます。

さらに、背中側の部分に包丁を入れます。

で、背側にある血っ気をハブラシ等でキレイに洗います。
さて、下ごしらえ完了。

まずは2枚におろします。

その後、3枚におろします。

サク状になったら、腹骨をそぎ落とします。

今回は皮付きの刺身にする為、サクごと熱湯にくぐらせました。
時間は10秒程度かな?

その後、冷水に落としてキッチンペーパー等で水っ気を取り除きます。
体側の骨は骨抜きで取り除きました。

後は適当に切りつけて完成。
この時期、庭にシソが生えていますのでそれを利用。

少し見栄えがいいべ?
そんな事ない?

さあ、それでは早速・・・・・
いっただっきもぁ~す!

もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・
おいちい♡

脂が乗った個体と比較すればあっさりした味わいですが、だからって不味い訳では無い。
単純に醤油のみにこだわらず、ポン酢やすりおろしニンニクを使ってみたりあれこれ試すのも楽しい。

ウキッ!

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