高知県産カワムツの素揚げ

”喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!

今日の食材は 「カワムツ」です。
カワムツはコイ目コイ科カワムツ属のお魚。

同じような魚に、オイカワがいる。
しかし、おいらはオイカワは釣った事が無い。

強いて言えば、仁淀川中流域でルアーに引っ掛かって来た事があるのみ。

よって、喰った事がない。
見た感じ、オイカワの方が旨そうに見える。

しかし、近所で釣獲出来ないんだな。
だって、いないんだもん。

この辺でで釣獲できるのは、カワムツなんだ。

おいらはガキの頃、下関に住んでいたのですが、綾羅木川の支流でこのカワムツがよくつれた。

小学生の頃かな?

しかし、中学生~高校生になる頃にはその当時の釣れっぷりは無くなっていた。

河川の形状が少し変わったくらいなんだけれども。
無論、いつもの人の手による変更である。

魚が小型化してしまった感じ。
そして、数も釣れなくなった。

小型化に伴い、針が口の中に入らなくなった事もあるだろう。
そんなにキレイな河川では無かったが、そんなに汚い河川でも無かった。

そんな河川だ。
カワムツと言えども、土建屋に金が流れ、河川がいじられれば減少していく。

さて、今回のカワムツは次男が釣獲したもの。
なんでも、友達数人で釣りに行ったらしい。

持って帰るヤツなんて我が家くらい?
なんでも、”臭いから喰わない”らしい。

何言ってんだか、家畜小屋だって臭いぞ。
精肉されたものしか知らんから、そんなセリフが言えるんだろう。

おいらに言わせれば、厚化粧した香水プンプンのババアの方がよほど臭いぞ。

夕方の東西線の車両内の方が、よほど悪臭だぞ。
金曜なんぞ地獄に近い。

そんなクッサイ電車に乗って通勤しているお父ちゃん達はエライ!
何の苦労も知らん文句しか言わない女房達よ、感謝しろい。

文句だけ言うなら、小学生にでも出来るんだよ?
提案や改善とかした事ある?

いかんな、また脱線している気がする・・・・

ま、多くの一般人は河川の小魚など喰う発想自体が無いだろう。
そして、喰った事も無いクセに臭いとか言う訳だよ。

適当な事言ってんじゃないっ!
さあ、折角釣獲してきたんだから、喰わねばなるまい?

そんな事ない?

今回は、どシンプルに素揚げにしよう。
そう、揚げるだけさ。

でも、下処理は必要。
さっそく捌いて行きましょう。

今回は頭を付けたまま揚げよう!
理由はね、なんとなくさ。

さあ、ウロコを落とし、エラと内臓を取り除きましょう!

そして、キレイに洗います。

その後、キッチンペーパー等で水気を取り除きます。
そりゃあ素揚げですから、水があると油が跳ねます。

で、準備ができたら油で揚げていきます。
上げる時は、なべ蓋などを準備しよう。

そう、油との戦いだ。

揚げていると跳ねた油が襲ってきます。
ま、じっくりと揚げましょう。

・・・・・でけた。

下味も何にもない。
揚げただけ。

さあ、さっそく頂きましょう!
塩でもつけて食べよう。

いっただっきもあ~す!
もんぐもんぐ・・・カリカリ・・・

んおぉぉ~~~
んまいっ!

どうした事か?
異常にんまい。

特に小型な個体は文句なし。
揚げたてのせいもあろうが、想像以上にんまい。

ビールが何杯でも飲める感じだ。
しかし、なんだな・・・・・

小型の方がんまいとなると、処理が大変だね。

んごっ!

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