“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!
今日の食材は 「ナマズ」です。
ナマズはナマズ目ナマズ科ナマズ属の魚。
いやあ、千葉県にきてから若干ベランダが広くなった。
ベランダが広くなったということは?
そう、衣装ケースを置くことが可能になったのだ。
むろん、ベランダに衣装を収納するわけではござりません。
淡水魚の泥抜き行為がベランダで可能になったということなのだ。
ふんっ!
千葉県は平野部には清流が存在しないよう。
だから、泥抜き無しに淡水魚を美味しく頂ける環境は無いのだ。
従って、泥抜きできる環境が無い場合はあきらめるしかない。
なに?淡水魚なんて食べないから関係無い?
ああ、そうですか。
で、ナマズは酸素の消費量が多いらしい。
だから、エアーポンプ的なものが無ければ死んでしいます。
しかも、なんだかデリケートだ。
先日紹介したナマズの続きなのですが、なんとか3匹元気だったのですが最終的に生き残り1匹。
原因は不明。
ナマズの配置は、衣装ケース2個でそれぞれ1匹と2匹。
まず、単独の1匹が朝起きたら死んでいた。
その後、1匹を移動し2個の衣装ケースにそれぞれ1匹づつに変更。
その数日後に1匹昇天。
はぁ~あ、山盛りにナマズ喰いたかったのに。
でも、残った1匹も比較的太いから喰いがいはあるだろう。
衣装ケース内の水は水道水を1日汲み置きしたものを使用。
1日1~2回の水替え。
3日間くらいまでは、衣装ケースの水はやや黄色?に濁りが入っていましたが徐々に濁らなくなっていきました。
5~6日目には全く濁りは無くなり、完全にクリアな状態。
排泄物の問題なのか、その他の代謝の問題なのか?
ま、現実的にクリアな状態の中にナマズがおります。
うううぅ・・我ながらよう頑張った。
ついにこのナマズを喰う時がきたのだ。
しかし、なんだか痩せたなこのナマズ。
気のせいか?
さて、まずは台所へ移動だ。
シンクに放り込む。
ばたばた・・・
「いやあぁ~やめてぇ~私に何する気ぃ~」
うひっひっひ~
ほれほれ~~
ではなくて。
まずは〆る。
しっかり固定するのが重要。
タオルなどを使用し、口を掴む。
別に素手でしたい人はどんぞ。
痛いよ。
で、頭を二つに割るがごとく包丁を突き刺す。
きゃあぁ~たいへんっっ!!
血がぁ流れてるぅっっ~~・・・
やかましい。
普通じゃ。
ちゅうちょすることなく一気にいこう!
はい、おとなしく?なりました。
では、全身に熱湯を掛けすぐに流水で熱を取ります。
ヌメリが白く浮き上がります。
これを、包丁でこそぎ落とします。
もちろんタワシでこすってもOK。
はい、おぢちゃんがきれいに洗ってあげる。
「いやあぁ~~さわらないでぇ~~」
うっひっひぃ~
ではなくて。
今回はきっちりと泥抜きしましたからね。
スミからスミまで美味しくいただくのだ。
だからいつも以上に丁寧に処理。
鰭の部分なんてハブラシまで使用。
おなかまわりはなかなかヌメリが取れません。
さあ、ヌメリが取れたら頭を落とします。
骨と骨の節を探して、さっくし包丁を入れます。
腹の部分を裂き、内臓を取り除きます。
卵巣が入っていました。
今回は使いません。
おなかの内側もハブラシ等できれいにします。
血っ気が残らないように処理。
頭も処理しますよ。
頭側についた内臓を取り除きます。
頭も極力血っ気やヌメリが無いように処理します。
んで、きれいに洗ったら頭を割る。
一刀両断?
にはなりませぬな。
思うがままに下からも。
最後の接続部分だ。
一刀にこだわる必要なし。
何刀でもすべし、納得いくまで。
上から下から前から後ろから・・・
エラも付け根に包丁入れて取り除きます。
そして、きれいに洗うのだ。
さあ、いよいよ本体の解体。
別にどこから包丁入れてもいいんですが、今回は背中の頭側から。
背骨にそって包丁入れるのみ。
肉の薄い後半部分は捌きやすいようにカットしてしまいましょう。
指で身を開きながら包丁を骨に沿わせます。
そして、ひっくり返して今度は尻鰭側から包丁を入れます。
同じように骨に沿わせながら進めていこう。
かつ、指で身を開きながら包丁を骨に沿わせる。
わずかに繋がっている尾側の部分を切り離します。
腹骨の部分は気合?で骨を切断!
おりゃおりゃあぁっ!
はい、でけた。
それでは、反対側も行きましょか?
今度は腹骨切断から行ってみましょうかね。
あぁ~それそれ。
ほれほれ、がんばれ。
あと少しじゃ。
でけた。
ふんっ。
ちなみに、包丁入れるのに頭からとか尻尾からとか細かいことはどうでもいいんです。
まずは自分で捌けるようになることが大事。
自分がやりやすい方法でやればいいんです。
誰にも教わった事のないおいらが捌けるんですから問題ないっす。
さて、3枚におろしたら腹骨をすきます。
適当てきとう~
はあ、ここまで完成。
そして、皮を引きますよ。
ああぁ~んっ!
切り身が美しい。
で、適当にそぎ切りにします。
切り身についてはこの後、天ぷらにします。
水に卵と薄力粉を解いて・・・・
切り身にまとわせ、揚げるっ。
天ぷら粉なんていらないすよ。
要は冷やして、かつ極力混ぜなければいいだけ。
おいらの淡い記憶からすると、10度以上でグルテンの形成が活性化される。
そして、かき混ぜると形成される。
天ぷらを作る際に極力低温とかかき混ぜないようにとかいった話はこのグルテンを形成させない為なのだ。
グルテンが形成されると、ころもがサクサクしない・・・そうな。
でも、めんどくさければ天ぷら粉で問題無いぞ。
さて、アラ。
背骨は適当に切断。
でもって、そぎ取ったハラミの部分や頭と一緒に焼きます。
ここからはタレの作成だ。
今回はガスコンロで焼いてますが、魚焼きグリルで問題なし。
量が多い場合、両刀使いもありさ。
香ばしく焼けてきたら鍋へ。
ここへ調味料を投入。
醤油、砂糖、ミリン、酒などを加え煮詰めるのだ。
アクを取りながら煮詰めて完成。
具材は煮物として喰う。
煮詰めたタレは天丼のタレとして使用。
そして、天ぷらも完成!
どんぶりにご飯をよそって・・・・・
ナマズの天ぷら、その他盛りつけて・・・・・
さっきのタレをかけて・・・・
いっただっきもあぁ~すっ!
もんぐもんぐ・・・・んまいっ!
んがっ!!
完成品の写真撮んの忘れた。
喰いかけの画像で勘弁してくだちゃい。
しかし、家族5人で喰ったら一食分にしかならんな。
せめて2本は喰いたかったぞ。
んごっ!
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