喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「クロマグロ」です。
クロマグロはスズキ目サバ科の魚。
そう、クロマグロなんてサバと同じさ。
日本人、というか関東人はマグロ大好き。
関東のスーパーに行くとマグロしか無いと言っても過言ではある。
さすがに・・・・
でも、マグロだらけであることは間違いない。
そんなにマグロ好きか?
かなり高価なのにね。
冷凍のキハダのサクがグラム198円でお買い得とか?
おいらはマグロは切り落とししか買わなかったから通常の単価をあまり覚えていない。
個人的に、その価格に値する価値を見出せない。
だから買わない。
現在は年に数回程度クロマグロを頂く事があり、大量に喰う機会があります。
ここ、高知県は大月町ではクロマグロの蓄養が行われています。
種苗はおそらく天然種苗。
釣りバカ日誌でも登場した柏島でも蓄養されています。
高い場所から大きな丸いイケスが見えたら、それはクロマグロの蓄養です。
蓄養クロマグロだからって30kgくらいが出荷サイズだと思ってませんか?
これがどうして、蓄養期間によるのでしょうが130kgなんてサイズも出荷されます。
なんとも巨大ですな。
たまに蓄養クロマグロをバカにする評論家様のコメントが耳に入る事があるが・・・
最近はあまり聞かないかな?
それは単なる天然信仰者なだけさ。
クロマグロの蓄養でもその与えるエサについては試行錯誤しているであろう。
推測するに、給餌については成長させる為の給仕パターンと出荷の為の肉質改善の給餌に分かれると思われる。
同じエサを延々と与える訳じゃないですよ。
たぶん・・・・
コストの問題もありますしね。
小売りの悪行によって値段は抑えられてしまいますからね。
だから、出荷される蓄養クロマグロはそれなりに肉質改善されたものが出荷されると・・・思われます。
蓄養業者によって、その味わいが異なるのは給餌内容や給餌方法などが異なるからとも言える・・・かも。
評価の高い蓄養業者はその給餌方法が優れていると言えるでしょう。
その給餌技術はマル秘なのだとか?
そりゃそうだろうね。
この蓄養クロマグロは大手回転寿司チェーンにも卸されるとかなんとか。
また、蓄養クロマグロは鮮度の管理が容易だ。
天然ものよりね。
釣り上げは思ったように行かない事もあるようですが、その後に血抜きしたり冷却したり、設備が整っていればスムーズに処理が可能。
安定した品質のクロマグロが提供できる訳ですな。
はえ縄なんかの場合、掛ってから死んだ個体とかも混ざる訳だからムラができる訳。
1本釣りのクロマグロにしても、その挌闘が長時間になれば肉質は低下していく。
脂の乗りは蓄養クロマグロは勿論ノリノリ。
お腹の白い脂肪の繊維は馬刺しのコウネのよう。
別にそのアブラが嫌な感じかと言えば、決してそのような事は無い。
単に脂の乗った部位ばかり続けて喰えねぇ・・・ってだけ。
一方、天然のクロマグロは個体差があると聞く。
そして、高価だ。
もし、蓄養クロマグロ喰ったけど臭みがあったとか、身がグズグズだった経験があるとすれば、その蓄養業者の技術や品質管理の問題である。
と、いう事で蓄養クロマグロもその業者次第で決して侮れない存在なのだ。
で、今回も頂き物の蓄養クロマグロです。
尾の部分と、
お腹の部分。
大きな個体では無いですね。
でも頂き物ですから。
今回は尾の部分を使用します。
こんもりした部分をカットし、皮を引きましょう。
皮を引くのは普通の魚と同じです。
尾っぽの先の方はさすがに筋張ってます。
皮に残ってしまった身肉もスプーンや包丁の背でこそぎ取ります。
折角なのでサク状に整えますか?
ちまちました部分は他で何かに使いましょう。
はい、お刺身です。
一切れがでか過ぎましたかね。
まあ、気にすまい・・・・
そして、一部で海鮮丼を作成。
ま、言っても酢飯に乗せるだけです、はい。
今回は刻み海苔といりごまをトッピング。
かけまわすタレは醤油ではございません。
ミリンと醤油を1:1で混ぜたものです。
騙されたと思って試してごらん。
騙されますから・・・・
なんて事はごじゃりませんっ!
酢飯は上手に作ってね。
さあ、それでは早速頂きましょう!
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・
んまいっ!
普通にんまいね。
だからって、何千円も払って買おうとは思わないなぁ。
頂ける頻度で十分。
んごっ!
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