”喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!
今日の食材も 「マダイ」です。
マダイはスズキ目タイ科マダイ属の魚。
基本的に、いつでも手に入る養殖マダイ。
夏場であっても、脂が乗っていて非常においしい。
しかし、せっかくのマダイも店頭に並ぶまでの処理の仕方によっては台無しです。
私の近所のスーパーの養殖マダイはすべて〆られています。
※丸で販売される時は。
某大手スーパーのイ○ンではそんなマダイを見たことがありません。
もしかしたら、見えない部分で〆てるのかも知れませんが。
いつも買うのは、800グラムから1キロ程度のマダイで980円です。
今まで、ここのマダイは外したことありません。
魚は畜肉と異なり、死後の様々な変化が急速に進みます。
魚は鮮度が命。
魚を活けしめにすると、死後硬直を遅らせることが出来る。
活けしめとは、活きのいい状態の魚を安静な状態で即殺することです。
暴れさせちゃあダメです。
また、その後の保存温度によっても硬直到達時間が違ってきます。
単に冷たければ良いというものではなく、硬直前のものでは魚にもよりますが5~10度程度が望ましいと思われます。
一旦、硬直してしまった魚については、極力低温での保存が望ましい。
そんな管理をある程度行えば、近所のスーパーの養殖マダイでも美味しく頂けるのです。
近所で丸の魚を購入する時はまず目の後ろなどに〆られた後があるかをまず見ましょう。
いくら高級魚であっても、まともな処理が行われているか?
大きな差です。
同じお金を払うなら、〆られている魚をさがしましょう。
出来あいの刺身ばっか買ってちゃぁダメですよ。
切れば切るほど鮮度の維持は・・・・どうなんでしょうね。
さて、購入したマダイを捌いていきます。
ウロコを落とし、頭を落とします。
さすがに内臓脂肪てんこ盛りです。
その後、お腹に切れ込みを入れ、内臓を抜きます。
お腹の中の血っ気は切れ込みを入れ、キレイに取り除きます。
3枚におろして、皮を引き、サクにして薄く切って盛り付け。
歯ごたえのあるマダイは薄くそぎ切りにすると美味しくいただけます。
そ、それでは早速・・・・
いっただっきもぁ~す!
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・
んまいっ!
養殖だからダメって事はありませぬ。
脂ギッシュなだけ・・・か?
天然のマダイの味が落ちる時期などは養殖マダイの方が食味が上かも。
アラも捨てないで煮付けなどで使ってくださいね。
頭とカマの部分だけで298円とかでスーパーは売るんですから。
皮も湯引きにすれば酒の肴になります。
んごっ!
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