12月中旬の脂の乗ったヒラスズキの刺身ほか

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喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「ヒラスズキ」です。
ヒラスズキはスズキ目スズキ科の魚。
ヒラスズキが続きますな。
だって、喰ったんだもん。
もんもんっ。
さあ、今回は小型?な個体のお話。
小型っていっても2kg程度はあろう。
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先回紹介した大型を釣獲した同じ日に釣れたもの。
季節は冬、12月の中旬。
調理自体はこれくらいの大きさがやりやすい。
見た目も気のせいか丸々と太っている。
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ちなみに、釣獲からおおよそ30時間経過してます。
さあ、さっそく処理していきましょう。
まずはウロコを落とします。
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そして、頭を落とし内臓を抜きます。
おや?お腹の中に精巣がありますな。
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そして、これを取り除くと・・・・
おおおお・・浮き袋の付け根部分に脂肪が付いてます。
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そして、幽門垂のまわりにもべったりと脂肪が・・・
すごいね。
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たしか6月くらいの時期の太った個体も内臓脂肪がたくさん付いてたな。
脂肪の多い時期を旬とするなら、ヒラスズキは年2回旬があるってことになるのか?
まあ、個体差もあろうから何とも言えませんな。
しかし、今回は期待できそうです。
で、血っ気をきれいに取り除きます。
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さあ、3枚におろして行きましょう。
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腹骨を切り出し、皮を引きます。
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体側の骨を切り取り、切りつけ。
はい、お刺身の完成です。
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今日は厚めに切りつけました。
そして引いた皮を湯引きに処理。
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切りつけておつまみ用に。
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精巣と肝臓は煮物にしてみた。
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その他アラなどは後日だな。
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さあ、それでは早速・・・・
いっっただっきもぁ~す!
まずはお刺身。
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・
ううう・・・おいちい。
死後硬直前のようなプリプリ感はありません。
が、しかし完全にヘタってる感じでもなく程よい食感。
淡く淡く上品な脂を感じます。
醤油に漬けるとほわっと広がる感じの脂。
では、皮の湯引きをば・・・
もんぐもんぐ・・・もんぐ。
んむ、これもんまいね。
珍味系な味わいです。
醤油でも、ポン酢でもいけます。
フグ皮みたいなもん。
フグ皮ほどのゼラチン感はありませんが、魚好きを満足させるには十分な味わい。
ネギやもみじおろしなんかあったらもっと楽しめるだろう。
さあ、次は煮物。
もんぐもんぐ・・・・もんぐ・・・・
肝臓はイマイチかな。
肝臓独特のねっちょり感と風味がよろしくない。
精巣はフルフルとしてソコソコに美味しい。
でも、絶品って事はないね。
んごっ!

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