喰っちゃあいかんのか？ へようこそ！
今日の食材は 「ヒラスズキ」です。
ヒラスズキはスズキ目スズキ科の魚。
ヒラスズキの生息エリアは限られます。
でも、生息エリアでは普通に存在する魚です。
主なエリアは千葉の太平洋岸、和歌山県、徳島県、高知県、南九州沿岸ってと所でしょうか？
細かく言えば他にもいろいろ。
ここ高知県西部ではスズキ同様に見られる魚です。
ヒラスズキの方が多いくらいかもしれない。
今回の獲物は8月中旬に松田川で釣獲したものです。
橋の上からおちゃらけで安物ルアー落とし込んだら釣れた。
しかも、巨大だった・・・
岸にズリ上げて、そこまで下りていき確保。
暗闇の中、体表を這わせたメジャーの数値は・・・
９０ｃｍ？
でかいぜ。
口もでかい。
奥にルアーが見えます。
車の近くまで魚を移動し、改めてまっすぐに計測。
８６.５ｃｍ・・・
誤差が３.５ｃｍもある。
魚体の表面を這わせた計測は実際よりかなり？長い数値になりますな。
しかし、でかいヒラスズキである事に違いは無い。
やったぞなもし。
日頃の遊び心のたまものだね。
ふんっ！
さあ、釣ったからには喰わねばなるまい？
そんな事ない？
とりあえず、軽くヌメリを落としてまな板の上に乗せてみる。
まな板は２枚使用。
まず、ウロコを落とす。
今回はそぎ落とし。
その後、頭を落とします。
うううぅ・・・血がぁ～
で、全体をよく洗いましょう。
で、３枚におろし・・・
腹骨をすき取り・・・
皮を引きます。
体側の骨を切り出し・・・
サク取り完了。
長いぜ。
ちょっと刺身で喰らう。
もんぐもんぐ・・・おいちい。
繊維がざっくりした感じ。
胃袋も利用するかね？
包丁で開いてよく洗います。
そして、適当に刻む。
串に刺して下処理完了。
ついでに、キモも造りにしてみる。
引いた皮は湯引きに。
尾っぽは塩焼きに。
腹身等は塩水に浸す。
適当な時間で引き上げ、後日のおかず用に保存だ。
ウロコの一部に片栗粉をまぶし・・・・
油で揚げるっ。
塩を振り、お味見♪
ボリボリ・・・・おや？案外イケますな。
量産の準備をば。
一方、サクの一部に強塩をほどこし、しばし放置。
その後、１時間ほど放置したサクの塩を軽く洗い、清酢に漬けこむ。
湯引きした皮を細切りにして、２杯酢で和える。
ここでウロコのから揚げを量産開始。
ついでに浮き袋も揚げる。
酢飯の準備をしつつ・・・・
さっきの胃袋の串に塩を振り、焼く。
ネギを刻み、先ほどの皮の湯引きの２杯酢和えに投入。
酢で〆たサクの水気を切る。
で、適当に切りつけ寿司を握る。
無論、適当であるっ。
むっほん。
そして、皮の2杯酢和えを軍艦にする。
思い切りはみ出るのはご愛嬌さ。
さあ、ひととおり完成しましたぞ。
疲れたぞなもし。
さあ、それでは喰って行きましょう！
どれから行こうかな ♪
うっふん ♡
改めて、ウロコのから揚げをば・・・・
ぼりぼり・・・ぼりぼり・・
んまいね。
コイのウロコよりんまいど。
今回は包丁でそぎ落としたからね、皮の部分が程よくいい味になってるのだろう。
肝の造りをいってみましょうかね？
醤油でもつけて・・・・
もんぐもんぐ・・・・
イマイチなり。
やや硬めな食感。
そして、やや生臭いね。
血っ気をもっと丁寧に処理する必要があるのかも？
で、胃袋の串焼き。
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・
ふん、コリコリした感じで食感も心地よくおいちい。
マグロの胃袋より柔らかく歯触り良好。
ウキ袋のから揚げはどうかな？
ボリボリ・・・ボリ・・
ほう・・・・・
ねっちょりしてるかと思ったが、水分を極力飛ばせば香ばしい歯応えに変わりますな。
んまいど。
で、皮の軍艦をば。
もんぐもんぐ・・・・もんぐ・・・・
ほうほう・・・皮が硬めなせいか、酢飯の食感との差が激しい。
でも、んまいぞ。
豪快な感じがとても良い。
では、酢〆の寿司をいただきましょう。
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・
おいちい ♡
ついつい喰い過ぎちゃうね。
ちょっと、〆ヒラスズキを単独で喰らう。
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・
やあ、当たり前だがんまいね。
ちなみに、翌日は海鮮丼にしましたよ。
これもなかなかＧｏｏｄだ。
おっと、尾っぽの塩焼きを忘れてた。
付け根に肉があります。
ほじほじ・・もぐもぐ・・・・
これもおいちいね。
こんなに楽しめるのに、リリースしちゃうんだねぇ。
不思議だわん。
ウキッ！
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