鮒寿司

“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!

今日の食材は 「鮒寿司」です。
そう、あの鮒寿司です。

鮒寿司と言えばニゴロブナ。
ニゴロブナはコイ目コイ科フナ属の魚。

琵琶湖特産のフナである。

ふんっ!

特産とは、そこにしか生息していないということ。
琵琶湖の固有種なのです。

さすがに、鮒寿司は自分では作れない・・・・・
こともないのでしょうが、物理的に場所がない。

強烈な匂いが近所を漂う。
そして、家族による猛烈な反対。

いやあぁ、自分で作ってみたい。

春先の子持ちの鮒を大量に釣って、1年かけて作ってみたい。
しかし、それは叶わぬ夢。

田舎に豪邸を立てる以外に道はない。
と、いうことで今の所買うしか食する手段がない。

しかし、これがまた高価なのだよ。
滋賀県のスーパーで売ってるものでも2980円さ。

今回は、知り合いに頼んで買ってきてもらったのじゃ。
鮒寿司と言っても、最近はニゴロ鮒とは限らない。

兵庫県産の養殖鮒やヘラブナなども使用されるのだ。
今回の鮒寿司はパッケージを見ると「ニゴロブナ」の表示がある。

さて、鮒寿司の基本的な作り方は同じなのでしょうが、節々に作り手による手法の違いを感じることができます。

つけこむ米の炊き具合や、塩加減など。
個人的には、米の炊き具合が固めのものが好きです。

それこそ、米の芯が残る程度。
炊きすぎると、鮒寿司が完成する頃にはベタベタになってしまいます。

ベタベタになってしまうと、米もいっしょに喰おうという気が失せます。
そして、やはり子持の鮒がよろしい。

中には子持でない鮒寿司も出回っている。
今回の鮒寿司はどんな形態なのかな?

表?はこんなんです。

そして、裏?はこんなん。

お米も一緒にパックされています。
一緒に切り付ける場合、米の方を上にします。

さあ、早速スライスしていきます。
おいらは、米といっしょに喰らいます。

おろろ・・・少し卵巣部分が小さいような?
小さめの個体だからか?

さて、それではっさっそく・・・
いっただっきもぁ~す!

もんぐ・・・もんぐ・・・・
んまいっ!

しかし、今日のはクセが弱いなあ。
みんなも、だまされたと思って2匹喰いつくしてみな。

芳醇な香りが待っているよん。
ただし、そこへたどり着くまでの壁はなかなか高いぞ。

芳醇な香りを感じ取れるまで頑張るのじゃぁ~

んごっ!

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